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ジンバブエでビットコイン価格が一時800万円まで急騰

アフリカのジンバブエにおいて、P2P暗号資産交換プラットフォーム「Localbitcoins」におけるビットコイン(BTC)の価格が一時800万円に達し、580%の上昇を記録したことが分かった。
ジンバブエ政府は先週、米ドルでの取引を中止すると発表し、インフレ真っ只中のジンバブエドルを再び国の法定通貨として導入。
このような抑圧的な金融政策により地方の投資家が「Safe Heaven(避難先)」として暗号資産に目を向け始めたことが急騰の背景だという。
Coinpostの報道によると、ジンバブエなどのアフリカ地域においてビットコインの需要が高まっている大きな理由として以下の2点を挙げている。

・インフレ下でボラティリティの高い自国通貨よりも安定性のあるビットコインへの資産避難
・外貨規制後の外貨調達ブラックマーケットにて高レートで外貨を調達するコストを回避

インフレ率が2桁台になると一般的に「高い」と判断される。
実際に、昨年のジンバブエのインフレ率は10.6%であった。
今後、インフレが加速すれば暗号資産への流入はさらに加速する可能性が高く、人口が12億人を超えるアフリカのマーケット拡大には注視する必要がありそうだ。