2018.10.23
10月15日、仮想通貨ATM企業のLibertyX社とATMメーカーのGenmega社は、パートナーシップを締結したと発表した。
これにより、全米の10万台以上のATMがデビットカードでのビットコイン購入が可能になる。
現時点では、ビットコイン購入システムをATMに導入するかどうかは、その所有者である経営者の判断に委ねられており、何台のATMがビットコインに対応するかは分かっていない。
ビットコインATMは、現金を引き出すのと同じ様にビットコインを購入することができるため、新規ユーザーを獲得できるのではないかと期待されている。
現在、アメリカでビットコインを購入できるATMは約2300台ある。今回のパートナーシップによって仮想通貨ATMはその数を大きく増やしそうだ。
現在アメリカで2300台あると言われている仮想通貨ATMが、10万台規模に拡大することは驚きのニュースではないだろうか。
ビットコインの普及には、簡単に入手でき、使える環境が不可欠であるのは言うまでもない。
現金からビットコインへ簡単に交換出来るATMの普及が進めば、コンビニなど身近な店舗での決済はもとより、国際送金や外貨の交換、また通貨危機の国々の法定通貨の逃避先にも、
ビットコインが使われる可能性も高い。
仮想通貨ATMの設置台数の加速度的な増加は、仮想通貨本来の利便性や普遍性が、一般ユーザーに伝わる、絶好の機会になるのではないか。
今回のATMが浸透していけばビットコインに対する需要は大きくなり、市場にも良い材料となるだろう。