月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.60

皆さま、あけましておめでとうございます。
年末年始はどのように過ごされましたか?
私は昨年と同様にとくにお正月らしいことをすることもなく、普通の休日と同じような感じでした。唯一違うところはコタツを撤去してハイデスクにしたことくらいですかね。おかげで(?)ぬくぬく寝過ぎず、暗号資産(仮想通貨)市場の様子もちらちらチェックすることができました(何の自慢)!

2021年は暗号資産(仮想通貨)市場が非常に盛り上がりを見せ、私自身も2倍以上の利益を生むことができました。
そしてこのコラムは数えて60回目。連載開始から1年以上が経ち、複数の銘柄を取引し、また、投資だけではない暗号資産(仮想通貨)の様々な価値を知ることができました。
2022年も様々な話題に触れつつ、しっかりと資産運用をしていきたいと思います。まだまだひよこの状態ですが、本コラムがご覧いただいた方の参考の一つになればいいなぁ……。本年もよろしくお願いいたします!

さて、2週間ぶりの更新ということで、さっそく収支報告にまいりましょう。昨年は年明け最初の更新から大幅に価格が上昇したことをお伝えしましたが、今年はどうなったでしょうか?

2022年最初の収支報告は、約4,000円のマイナスをお伝えすることになりました……。
今年は昨年の二の舞は踏むまいと、大きな価格変動や、動きをもたらしそうなニュースがあれば素早く取引きしようと意気込んでいましたが大きな変化は見られず。

このコラムを書いている時点でのビットコイン価格は約540万円、イーサリアムは44万円ほどと、横ばいの推移です。それでも直近で取引したチェーンリンク(LINK)が6,000円ほどの含み益(購入時より値上がりし、売却すれば利益が得られること)を上げてくれたのはうれしい!

暗号資産市場は昨年からあまりパッとしない状況が続いていますが、株式市場などに目を向けてみると、年初から景気の良い話題がありました。1番大きなトピックは、皆さんにもなじみ深いと思われるアップルの株価が上昇し、初めて時価総額が3兆ドルに達したというもの。コラム執筆時点では、1ドル約116円ですので(これほどの円安ドル高水準は約5年ぶりとのこと)だいたい日本円にして348兆円の規模となります。これは、東京証券取引所1部に上場する企業全体の約半分の規模になるそう。アップル1社で東証1部の半分を賄えるなんて……さすがと言うかなんというか……リンゴ恐るべし。

アップルもすごいですが、米国のNYダウも最高値を更新し続けており、こういった資金がどのタイミングで暗号資産(仮想通貨)にも流れてくるのか、その兆候に目を光らせておく必要がありますね。

私のお正月

担当氏に私のお正月について触れてくださいと言われたのですが、冒頭にもお話ししたとおり、お正月らしいことしてないんですよ!(笑)
「保有銘柄が値上がりしますように」と神社でお参りしました! とか言えずにごめんよ……。

△お正月らしさはありませんが、ひと足早く雪を見に出かけました(しばらくしてわりと各地で降雪があったようなので、ひと足早くなくなってしまいました)。

その代わり、暗号資産(仮想通貨)の市況はチェックしていましたよ! 昨年秋頃から微妙な状況が続いており、上がる兆候が見えず、逆に何か一つマイナス要因となるようなニュースがあれば暴落してしまうのではという恐れを感じていたからです。
暗号資産(仮想通貨)保有1年以上を経過すると、曲がりなりにもこのような感覚が身につくようです(当てになるかは分かりません!)。
それほどひどい状況には陥らなかったものの、やっぱりビットコインが良くならないなぁと。

その中で私が注目していたのがチェーンリンク!
右肩上がりとまではいきませんが、保有し始めたタイミングが2,000〜2,500円ほどだったのが、コラム執筆時点では3,000円あたりを推移しています。
年初には2,000円台前半に落ちることもあったので何とも言えない部分はありますが、絶対的王様ビットコインへの信頼度が(私の中で)低下している今、アルトコインの新星*チェーンリンクの“上がりそう”感は暗号資産へのワクワクを呼び覚ましてくれるものでもあります。

*ローンチは2017年ですが、日本での取り扱いが昨秋からのため。

2022年の目標!

暗号資産(仮想通貨)を保有し始めてから、ビットコインの伸びがあまりに良かったことと、暗号資産(仮想通貨)を代表する銘柄であるということから、若干無責任と言えるほどの信頼と期待を寄せてしまっていた気がします。値下がりした際も「でも、上がるでしょ!」という考えがありました。

諦めずに保有し続けて上がるパターンもあれば、その時々のタイミングで売却して別の銘柄を購入したりする判断が必要なこともあります。その見極めはとても難しいですが、今年はアルトコインに注目しながら、よりきめ細やかな取引をしていきたいと思います!

……と言っても毎週のように売却・購入を繰り返すわけではありませんよ! 抽象的な表現なってしまいましたが、アルトコインへの関心をこれまでより高めようということです。月刊暗号資産本誌で、毎回銘柄のランキングと解説が掲載されていますので、皆さまもよろしければチェックしてみてください。
実際に保有するとやはりその価格推移が気になりますので、ごく少額で新たな銘柄を持つのもいいかな? と思っています。

もっと具体的な目標としては……資産を2倍にすること! ですかね。大きいですか? 小っちゃい? 暗号資産”投資”ですからね! 当たり前ですがやっぱり増えないと! まだまだ勉強中ではありますが、結果にもこだわりたいですね。
そのために暗号資産(仮想通貨)以外の状況、たとえば株式や世界のニュースにも広く目を配る必要があると昨年を通して強く感じました。

 

今回は1年の始まりということで、2022年の目標を掲げてみました。1年後にどうなっているか見ものですね(自分でハードルを上げる)。

昨年の暗号資産ワールドは、とくに後半から想定外の状況となった印象です。今年もどんなことが起こるか分かりませんが、対応できる知見を深めていきたいと思います。
そして、目標達成したいですね!

今年も1年、どうぞよろしくお願いいたします!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

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