月間暗号資産

前田真実果の“暗号資産投資はじめてみました!” Vol.48

前回のテーマは、ますます結びつきを強くする暗号資産(仮想通貨)業界とスポーツ業界についてでした。スポーツチーム業界ではファンの方に暗号資産を利用したグッズや権利を販売したり、選手への報酬を一部暗号資産(仮想通貨)で支払ったりといったことが行われています。そういった話題は暗号資産業界にとってもポジティブですし、双方が盛り上がることでお互いに良い効果を生みそうです。モータースポーツ分野でもコラボが進み、レースクイーンをしている私にとっても注目したい内容です! NFTやファントークン等さらに理解を深めたいですね。

一方、私の収支はパッとしません。前回の時点で3週連続のマイナスとなり、9月は弱気相場になるという言葉が呪いのように感じられますが、今週はどうでしょうか?

今回は前回比で約2万3,000円のプラス! 4週間ぶりとなる大幅アップです!

市場全体を揺るがすとまで言われた中国リスクはいずこへ? と言わんばかりの上昇ですが、今回の暗号資産(仮想通貨)市場はこれまでとは違う一面が見られました。というのも、暗号資産(仮想通貨)市場と株式市場の動きが相反していたのです。つまり、暗号資産(仮想通貨)価格は大きく上がったのに対し株式市場は大きく落としたのです。日経平均も一時900円落とす場面が見られたほど。その要因はやはり中国リスク。加えて、原油をはじめとした様々な物資の価格が急に上がり、インフレ懸念が高まったといったことが関連しているそうです。

あとは、米国政府そのものがデフォルト(債務不履行)に陥るかもしれないといった新たな問題も影響したとのこと。
「政府がデフォルト? アメリカってそこまで逼迫してるの?」と感じたのですが、状況は政府が国債を発行できる上限まで来ており、米国政府はこの上限を引き上げないと今月18日にもデフォルトになってしまうんですって。2011年にもこの問題が発生しており、その際は債務上限を引き上げてデフォルトをなんとか回避しました。しかし国債が格下げされたことで、市場は大きな影響を受けたそう。
中国恒大集団も早ければ10月にデフォルトと言われており、株式市場は大嵐になるんじゃないでしょうか……。

そんななか、暗号資産(仮想通貨)はなぜ大幅に価格上昇したのでしょう?
担当氏曰く、例年10月は価格が上がりやすい傾向にあるという点が1つ。そして、世界的にインフレ懸念が出ていることで、暗号資産(仮想通貨)を用いた資産保護の動きが強まったのではないかとのこと。

南米などのインフレに困っている国々では暗号資産(仮想通貨)の需要が高いという特徴もありますし、このような動きが世界的なものになりつつあるのかも。なんにせよ、今の暗号資産(仮想通貨)市場的には追い風となっていますし、10月の終わりには最高値の700万円くらいまで上がっている、なんてこともあるかも……? ただ、アメリカや中国の問題が暗号資産にとってプラスにのみ働くかどうか分かりません。株式市場、暗号資産(仮想通貨)双方の動きを見守る必要がありそう。

ビットコインはデジタルのゴールド(金)らしい

担当氏も言っていた「資産を保護する目的でビットコインにお金を投じる」という意味についてもう少しみていきたいと思います。

暗号資産(仮想通貨)はやはり価格変動が激しいので、「むしろリスクを負うのでは?」とも思えますよね。
ビットコインは「デジタルゴールド」とも言われていて、投資家がリスクヘッジを目的として投資することもあるそう。
リスクヘッジとは、危険を予測して回避すること。Aというものの価格が落ちるかもしれないから、あらかじめ別の資産Bに資金を移しておこう、みたいな感じ。「ビットコインだけだと急落した時に怖いし、イーサも少し持っておこうかな」というような分散投資と同じようなニュアンスかな?

株価が大きく動く時や、世界的に影響が見られそうな事件がある時に金(ゴールド)の価格が上がるというのはよく聞きますね。金はいつの時代でも価値が変わらず高いイメージですが、オイルショックの時に価格が上がったことで「価値の保存手段のひとつ」との意識が強まったそう。

ではなぜビットコインがデジタルの金として見られているの? というと、共通点として挙げられるのは「どちらも総量に限りがあるから」。金が価値を持つ理由も限られた数しかなく、希少性が高いからという理由ですが、ビットコインも発行枚数が2100万枚と決められています。同じ理屈で金と同じ性質を持っているとされ、ビットコインを価値の保存手段としてみる動きが加速しているようです。

法定通貨はその国の経済対策などで価値が変動します。たくさん刷られて世に放たれればその分価値も下がります。そういった時に、資産を総量が決まっている金やビットコインというかたちにすることで、元々保有している資産価値をできる限り保っておきたいという狙いがあります。

過去に起きたキプロス危機やギリシャ危機といった経済危機の時にもビットコインを使って資産を守ろうとした動きがあったそうです。むしろ、この2つの事例があったことでビットコインの注目度が増したのだとか。
現在も新型コロナウイルスの影響で経済緩和されていますし、そうでなくてもインフレに苦しむ国があります。中国やアメリカでデフォルトについての動きもありますし、もしかしたら今回も大活躍するのかもしれませんね。

 

今回は以上です。
中国もアメリカも様々な経済問題を抱えていて、暗号資産(仮想通貨)市場もしばらくこの影響を受けそう。今は株式市場と反対の動きをしていますが、またいつ同じような動きを見せても不思議ではありません。
引き続き注意しながら、売買・ステイの慎重な判断をしていきたいと思います!

Profile ◉前田 真実果(まえだ まみか)
京都府出身。
レースクイーンやモデルとして活躍し、雑誌・ラジオ等に多数出演。
Adobeソフトの使用に長けており、DTPエキスパートなどを保有する「DTPできる系レースクイーン」。
現在はスーパーGTに参戦するKONDO RACINGのレースクイーン「リアライズガールズ」のメンバーとしても活動中。

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