2021.06.15
【更新】DeCurret(ディーカレット)の特徴と使い方は?
暗号資産(仮想通貨)の投資をこれからスタートしようと思っている方で、どの暗号資産(仮想通貨)取引所を利用していいのかわからない方も多いでしょう。
暗号資産(仮想通貨)取引所と一言で言ってもそれぞれの取引所に特徴が1社1社異なります。
ここではそれぞれの暗号資産(仮想通貨)の取引所1つずつに焦点を当てて特徴やポイント解説したいと思います。
今回は大手企業が出資しているDeCurret(ディーカレット)について説明します。
DeCurret(ディーカレット)の特徴とポイント
DeCurret(ディーカレット)はどんな企業なのか
最初にDeCurret(ディーカレット)という暗号資産取引所について説明したいと思います。
社名 | 株式会社ディーカレット |
住所 | 東京都千代田区富士見2-10-2 |
業務 | 暗号資産交換業 |
登録番号 | 関東財務局長 第00016号 |
加入協会 | JVCEA 第一種会員 |
資本金 | 122億6,200万円(資本準備金を含む) |
設立 | 2018年1月 |
DeCurret(ディーカレット)は2018年1月に設立された暗号資産(仮想通貨)取引所です。
日本を代表する企業数十社から資本出資を受けており、大手企業の期待を背負っている暗号資産(仮想通貨)取引所と言えるでしょう。
株主として名を連ねているのは伊藤忠商事、コナミホールディングス、東日本旅客鉄道、日本生命保険、三井住友銀行など、日本の様々な業種の代表企業となっており、今後ブロックチェーン分野の国策を支える可能性も期待されているような取引所です。
親会社もIIJで、日本のインターネットの勃興期を支えてきた企業であり、セキュリティ面に関しては日本トップクラスの堅固性があると言えるでしょう。
DeCurret(ディーカレット)の通貨ペア
DeCurret(ディーカレット)の通貨ペアは販売所サービスで9種類、取引所サービスでは4種類取り扱いがあります。※レバレッジ取引は2020年10月に終了しました。
下記がそれぞれ提供している商品の通貨ペアと注文方法です。
販売所の通貨ペアは他の国内暗号資産(仮想通貨)取引所と比較して強みがあるというわけでもありませんが、ある程度の通貨ペアは揃っていると言えるでしょう。
取引所の通貨ペアも他の取引所と比較して多いわけではないですが、主要な通貨は揃っている取引所です。
注文タイプもそれぞれ最低限揃っているためトレードに困ることはないでしょう。
アプリが初心者向き
次にDeCurret(ディーカレット)の特徴は「シンプルで利用しやすいアプリの機能性」です。
DeCurret(ディーカレット)は暗号資産(仮想通貨)のメインバンクという立ち位置で存在感を示している取引所とも言えるため、今後「暗号資産(仮想通貨)で取引が行われる時には初心者でも利用しやすいように」を常に考えてアプリが開発されています。
まず下記が最初の全体の総資産の画面になります。
この画面から購入や入出金等の画面にそれぞれ飛ぶことができます。またその次の画面は評価損益が一目で把握できるようになっています。
このようにシンプルで文字の大きさまで見やすく調整されているアプリを見るとユーザー目線で作り込まれていることが理解できるでしょう。どんな方でも使いやすいアプリとして定評があります。
電子マネーへのチャージが可能
DeCurret(ディーカレット)では電子マネーへのチャージが可能となっています。
また昨年より冒頭でお伝えした東日本旅客鉄道の資本が入っていることもあることからsuicaへのチャージも検討されており、日本の暗号資産(仮想通貨)取引所で様々な電子マネーへのチャージができる取引所はDeCurret(ディーカレット)のみとなっています。
このように「au pay」や「楽天edy」、そして「NANACO」にも暗号資産(仮想通貨)からチャージできるという点は暗号資産(仮想通貨)取引所という枠組みだけではなく、暗号資産(仮想通貨)そのものの利便性が高まった時に飛躍的にユーザーが伸びることにもあるでしょう。
また電子マネーへのチャージということを通じて暗号資産(仮想通貨)を身近に感じるユーザーも増加することから、ディーカレットの事業というのは暗号資産(仮想通貨)取引所で利益を出すというものではなく、暗号資産(仮想通貨)を通じて人々の利便性の向上、その過程を通じて企業が発展するというところを目指していることがわかるサービスの1つとも言えます。
操作性の理解が容易
アプリの操作性は先ほど記載しましたが、PCからのブラウザでログイン後の操作性も手軽で使いやすいと定評があります。
下記はログインの画面です。
チャートはtradingviewのため、機能性はとても高くテクニカル分析は様々なテクニカル指標が網羅されています。
また対円のレートだけではなく、対BTCのレートも表記されているため対BTCで通貨の強弱を図ることもできます。そのため対BTCのチャートを見慣れるにはとてもいいインターフェイスです。
また全ての通貨ペアがワンクリックで移動したり、画面を変更することができるため、暗号資産(仮想通貨)を初めて触れて見る方にはとても使いやすい画面となっているでしょう。
セキュリティが盤石
DeCurret(ディーカレット)はIIJの合弁会社ということもあり、セキュリティについてはかなり厳しいレベルで取り組んでいます。
時田社長も「ハッキングは弊社では絶対にあってはならない」と発言しており、資本関係の企業が大企業が連なっていることやIIJとの関係性を考えると、最優先に取り組まれている課題と言えるでしょう。
下記でDeCurret(ディーカレット)のセキュリティに関しての取り組みに関して明記されているためチェックしましょう。
https://www.decurret.com/risk-and-security/
金融機関並みのセキュリティの水準を保っているためこの点はユーザーとしても安心感があります。
24時間365日入出金が可能
DeCurret(ディーカレット)は24時間365日入出金が可能となっています。
クイック入金も対応しているため、取引を急に行いたい時でもすぐに対応できる利便性があります。
下記が対応表となっていますので参考にしてください。
DeCurret(ディーカレット)は取引所兼暗号資産銀行として利用できるか
DeCurret(ディーカレット)はご説明してきた通り、通貨ペアやレバレッジ取引について特徴的な点が大きくあるわけではないですが、ユーザーの資産を守る姿勢や利便性の向上を長期的な視野で行っている暗号資産(仮想通貨)取引所であるため、口座開設を行っておいて損はない暗号資産(仮想通貨)取引所と言えるでしょう。
セキュリティの面で安全性が高いことや、アプリ、PCからの操作性が高く、入出金についても可能な限りワンクリックで簡単に操作できることを追求している部分からも初心者向けの暗号資産(仮想通貨)取引所と言えます。
まずは最初の練習のための取引所として利用し、長期的には電子マネーへのチャージや、生活の中での暗号資産銀行として利用することが主な利用方法として考えられるでしょう。
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