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“仮想”億り人の暗号資産よりどりみどりVol.9

どうも大空です。
前回はビットコインを中心とした週間の価格推移予想と、以前取り上げた僕の注目暗号資産が先月どうであったかを書かせてもらいました。
そして僕がずっと言っていた、暗号資産相場が動きを見せるだろうと予想した期間に関してですが、どうでしょう? これはもう的中ということでいいのではないでしょうか?
9日から10日に日付が変わる頃、ビットコインが急伸したことをきっかけに暗号資産が軒並み上昇。一時は『最大94万円まで上昇』し、僕が先週予想した価格よりも1万円ほど高いところまで値が上がりました。
今月のキーとなる暗号資産として取り上げたリップルもさらに調子を上げてきていますし、我ながら良い予想ができたのではないかと思っています。
今回はこの価格変動の波についてと、なぜ僕がこの波が来ると思ったのかを書いていこうと思います。最後には今後の展望も書きます。

◆「次の波は○○日後に起きる? 〜価格推移の予想はこのように行われた〜」

まずは今回の価格推移を簡単に振り返りましょう。
前述したように、ビットコインが90万円台まで一気に回復したのは9日から10日に変わる寸前でした。そこから徐々に値を上げていくと、最高値で94万5000円ほどまで上昇。壁になりかけていた8500ドル(約92万円)台を突破し、他の暗号資産も追随しました。
執筆時点ではジリジリと値を下げてしまっている状態ですが、イーサリアムやリップルなどがなんとか支えていると言ったところでしょうか。
なんと言っても、この相場を作るきっかけとなったのはリップルであり、イーサリアムなどのアルトコインでしょう。
この2つに共通しているのは、それぞれの価格にも影響を及ぼしそうな大型イベントが行われた、または行われる予定であるということ。
イーサリアムは大型アップデートを控える中、プロジェクトの中心人物たちによる重要発言が相次ぎ、それを好印象と捉えたトレーダーが増えたのではないかと思います。
リップルは最近のxRapid利用拡大や、カナダの大手暗号資産取引所・CoinFieldがXRP台帳に基づいた大型プロジェクトを近々公表するとあって、好材料が多かった印象。
アルトコインの2大巨頭であるこの2銘柄、特にリップルの躍進が相場に良い刺激を与えてくれました。
次に、なぜ僕がこの10月10日〜10月18日頃に相場が動き出すと予想できたかですが、こちらはまだ全てを語ることはできませんが、要因をいくつか書いていこうと思います。かなりオカルト色が強くなりますがご了承ください。
単刀直入に言いましょう。今回の予想ができたのは半分くらい、僕の経験則から来る

『カン』

です。
もちろんそれだけではないですが、昔からあらゆるもののチャートやグラフの動き、数値を見ていた経験が活かされているのは間違いありません。少し怖い言い方にはなりますが、そうなってくると次に起きるであろう波が少しだけ見えてきます。
あとはそのカンに対して根拠を見つけていく。根拠というのは、日々の情報収拾からくるもので、暗号資産、経済界のニュースはもちろん、世界中で起きた事件や災害、はたまた、スポーツや一見関係のなさそうなエンタメまで、見聞きしたものは必ず目を通します。
根拠に繋がる要素はあらゆるところに点在していて、いつそれが形になるかわかりません。しかしそれを主観的に、客観的に考えることはいつでもできます。
『これは相場変動に関わってくるかな』『ああいうタイプの人が動き出すタイミングはこういった要素があってこう動いた時かな』『なぜ今投資をしたいのか、しようと思うのか』など、価格や値動きの予想をする時は様々なことを考えます。まあ、当たり前のことでしょうけどね。
とにかく、こういったものに関わるとしたら、絶対に『想像力を働かすこと』と『一点だけを見るのではなく多方を見るようにすること』が大事だと思います。
他力本願は特にありえません。投資は自己責任です。全部が全部と言い切るつもりはないですが、誰のせいでも、誰に騙されたもない、最終的に投資をすると決めた人に責任がある。だからこそ、勉強することだと思います。知識をつけることだと思います。

さて、最後に暗号資産相場に変動が見られる可能性がある次の波ですが、僕は小さい波がしばらく続いた後、上を向くきっかけになるような波が1つ起きるような気がしています。
9月が終わった時には去年と同じような現象が起きるようなニオイが漂っていましたが、ほんの少しだけ今年は違う。そんな予感がします。
10日〜執筆現在ではビットコインが立て直しを図れたかと言えば答えは『ノー』ですが、光が少し見えた期間ではあったのかなと。それも踏まえて、次は『25日〜30日頃』に11月の相場変動に関わる波が生まれるのかなと見ています。
ここまで相場に関することばかりを書いてきたので、次回はキャッシュレスや僕の趣味を絡めた内容を少し書こうかななんて考えています。箸休め的な意味も込めて。
次回も読んでくださったら嬉しい限りです。よろしくお願いします。

Profile
文◉大空 翔(おおぞら かける)
山梨県出身。
月刊仮想通貨本誌および月刊仮想通貨デジタルにて執筆、編集などを行う。
「本に携わる仕事がしたい」という一心で業界に飛び込み、日々暗号資産やブロックチェーンに関する知識を会得中。