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【最終回】“仮想”億り人の暗号資産よりどりみどり

どうも大空です。
前回は半減期後のビットコインの歴史を振り返り、ちょっとした価格予想を書かせてもらいました。
そして今回はついに最終回となります。
これまでのことや今後のことについて書いていこうと思います。

◆「“仮想”億り人のいままでとこれから」

このコラムを書き始めたのはたしか昨年の8月頃だったはずです。
当初はタイトルにもある『“仮想”億り人』を全面に出して、実際に暗号資産取引をした結果などを書いていこうとしていました。
しかし諸事情でそれがなかなか厳しくなり、それならば幅広く暗号資産に関する気になったことなどを書いていこうと考え、タイトルを『暗号資産よりどりみどり』にしたのです。
その中で、僕が“仮想”億り人と呼ばれるキッカケとなったゲームについては取引を継続した上で収支を掲載していこうと考えていたのですが、結局頓挫。
言い訳にはなってしまいますが、取引銘柄の少なさを含むゲームの仕様に飽きてしまい途中でログインしなくなってしまいました。今思えばちゃんと継続していれば良かったなとも思いますが、その反面ゲームに手を出さなくなったことで時間ができ、知識を得られたところもあるので、結果的にはやめて正解だったのかなとも思っています。

中盤からはほとんど相場に関することや規制に触れる内容になりました。
色々な予想を書かせてもらいましたが、多分6割くらいは的中したんじゃないかと肌感覚で感じています。正確に数えているわけではないのでわかりませんがね。
今まで書いてきた中で1番記憶に残っているのは、昨年10月末くらいの中国効果で上昇した時期ですかね。
僕自身、2018年の冬からこの業界に本格的に入ってきたばかりの新参者。だからあのレベルの上昇を体感したことがほとんどありませんでした。
昨年6月頃もビットコインが一時150万円に到達するくらい上昇しましたが、あれは徐々に価格を上げていく感覚。あの時も興奮しましたが、10月末の出来事は一瞬です。一瞬で凄まじく上昇したので、「これが暗号資産か」と感動したものです。
恐らく『仮想通貨バブル』と呼ばれる2017年末〜2018年初頭はもっとすごかったのでしょう。あの頃に味をしめた人にとっては少々落ち着いた価格推移のように見えるかもしれませんが、業界に入ったばかりの僕のような人間にとっては十分インパクトのある世界だと思っています。だからこそ、少しでも様々な人にとってタメになることが書ければいいなというのがこのコラムの根幹です。
途中から雑誌関連の作業で掲載スピートが落ちましたが、その分雑誌にも力を注ぎました。
誌面で名前を出してはいませんが、引き続き頑張っていきますので雑誌の方も手にとってもらえると嬉しいです。
ここから暗号資産業界を取り巻く環境は大きく変化を見せていくと思います。それは毎日この業界に触れていてものすごく感じるところです。
投資をする人、考えている人、情報だけを日々仕入れようと思っている人も、平等に変化はあるはず。なので、様々なものを通して一緒にその変化を楽しめたらいいなとすごく感じます。

今後についてですが、前々回でも触れたようにこのコラムを一旦閉じるのは新しい企画を行うためです。
内容ですが、より価格に関して特化したものをお届けする予定です。
ファンダメンタルや過去の傾向などを照らし合わせ、分析していくようなものになります。更新頻度などは企画開始時にお伝えする形になると思います。企画開始時期は恐らく6月中になるんじゃないかなと今のところ考えています。
また、規制に関することや重要トピックスに関しては別枠で記事が展開されていくと思いますので、月刊仮想通貨公式サイトを随時ご覧ください。

最後になりますが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
形は変わっても、皆さんにとって少しでもタメになることや参考になるものを書いていけるように日々頑張っていきます。
それではまたお会いしましょう。

Profile
文◉大空 翔(おおぞら かける)
山梨県出身。
月刊仮想通貨本誌および月刊仮想通貨デジタルにて執筆、編集などを行う。
「本に携わる仕事がしたい」という一心で業界に飛び込み、日々暗号資産やブロックチェーンに関する知識を会得中。