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ビットコイン、アフリカで好印象…Twitter調査で明らかに

暗号資産のマーケットデータを提供している企業「The TIE」がTwitterを使った市場の心理分析を行ったところ、アフリカの人々はビットコインに対して非常に好意的な見方をしていることが分かった。
9日、暗号資産情報サイト「Crypto Briefing」が伝えた。
調査は6月28日から7月5日に行われ、1日につき約8億5千万ツイートが構文解析された。
今回、調査対象となった通貨はビットコイン・ビットコインキャッシュ・リップル・イーサリアム・ライトコインの5種類だ。
最も暗号資産に対するツイート数が多かった国は、アメリカで全体の30%以上を占め、地域別ではアフリカの比率が高かった。
また同社が行なった調査では、ツイートが「ポジティブな内容」か「ネガティブな内容」かも調べられた。
それによると、アフリカ大陸ではポジティブな内容のツイートが高いことが分かった。
ビットコインがアフリカに好意的に受け入れられている背景には、M-PESAを始めとしたモバイル送金サービスやフィンテックビジネスが浸透していることがあるようだ。
実際、ケニアの成人の8割はM-PESAを利用していると言われているが銀行口座を所有しているのは3割も満たない。
今回の世界規模での調査にあたったThe TIE によると、Twitterの分析において、ビットコインはどの国でも受け入れ始められていると指摘し、「ビットコインは実に世界的な現象だと捉えることができる」と分析結果を総括した。