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バイナンスがTwitter買収に参加 イーロン・マスク氏は買収後に暫定CEO就任へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、電気自動車大手テスラ社のCEOであるイーロン・マスク(Elon Musk)氏によるTwitter社の買収に参加することがわかった。5日、SEC(米証券取引委員会)に提出された資料により判明した。

資料によると、マスク氏はTwitterを買収する資金として、友人や投資家を厳選し、約71億4000万ドル(約9,300億円)の出資を取り付けていた。

投資家リストには18社が参加している。バイナンス以外の出資者としては、セコイヤ・キャピタル・ファンドやVyキャピタル、オルタナティブ資産運用会社のブルックフィールド・アセット・マネジメント、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ、a16z(Andreessen Horowitz)などが名を連ねている。

今回、バイナンスはこれらの企業を含め上位4番目の規模となる5億ドル(約652億円)を出資した。買収への参加に対し、バイナンスのCEOであるCZ(チャンポン・ジャオ)氏は、「小さな貢献」とツイートした。

さらに、Twitterの主要株主であるサウジアラビアのアル=ワリード・ビン・タラール王子が18億9000万ドル(約2,470億3,500万円)相当の株式を現金化せず、買収手続きに充てることで合意したことがわかった。

アル=ワリード王子はマスク氏によるTwitterの買収に否定的な姿勢を示していたが、5日には態度を変え、「あなたはTwitterの大きな可能性を推進し、最大化するための優れたリーダーになると信じている」と述べた。

また米CNBCの報道によると、マスク氏はTwitterの買収終了後に暫定CEOに就任するという。関係者がCNBCのマーケットアナリスト、デイビット・フェイバー(David Faber)氏に語ったとしている。現在のCEO、パラグ・アグラワル(Parag Agrawal)氏は買収完了まで現職に留まる見込みだ。

マスク氏は近頃、投資家に対してプレゼンテーションを行い、Twitterの分析に基づく財務予測を行い、同社の金利、税金、減価償却費控除前利益率が低いと指摘した。その際マスク氏は、「十分に働いていないエンジニアが多すぎる」と不満を漏らしたという。

今後の展開として、Twitterの上場廃止後、「才能ある人々を惹きつける」存在にすることを約束し、同社の再上場を視野に入れていると述べたようだ。

画像:Shutterstock