ビットコイン、一時150万円突破！ ワールドビジネスサテライトでも特集

４月末から上昇を続け、本日、552日ぶりに一時150万円の高値を付けたビットコイン。
記事執筆時点では、やや落ち着きを見せているが連日の価格変動に目が離せない状況だ。
そんな中、海外有力メディア「ブルームバーグ」は27日、ビットコイン高騰の要因を分析した。
記事によると、Facebook社が発表した暗号資産「Libra」のニュースに加え、不安定な中東情勢や債券利回りの低下が、ビットコインなどの代替資産への資金移動をもたらした可能性を指摘した。
日本国内でも関心が高まっており、26日、テレビ東京の経済番組「ワールドビジネスサテライト」では暗号資産を特集した。
同番組では、地政学リスクの高まりで急騰する金価格とビットコインの相関性を紹介。
また、米FRBのパウエル議長が25日（現地時間）にニューヨークで行われた講演会で、過度な利下げ期待を牽制する発言を受けて株価は下落する一方、ビットコインは資金の逃避先として独自の動きを見せていることを解説した。
今週末には大阪で開かれる「G20」に合わせて、世界中の暗号資産業界関係者が同じく大阪に集まりFATF（金融活動作業部会）による新たな規制の影響や問題点を話し合う「V20」も開催される。
G20直後の29日には、貿易摩擦で揺れるアメリカと中国の「米中首脳会談」も行われる見通しだ。
会談の結果次第では株価やビットコイン価格にも影響が及ぼされる可能性もあり、その行方が注目される。