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GMO、マイニング拠点を新天地へ「損失は必ず取り戻す」

GMOインターネットは2月12日、2018年12月期の決算を発表した。
暗号資産マイニング事業関連での353億円の特別損失により、純利益は207億円の赤字となった。
ネットインフラ事業、金融事業ともに営業利益が100億円超の過去最高業績だった一方、マイニング事業での赤字が影響した。
マイニング事業の赤字は「想定を上回るハッシュレートの上昇と暗号資産価格の下落」が影響したことに加え、マイニングマシン高騰時に装置を購入したことが収益を圧迫した。
GMOインターネットの熊谷正寿社長は同日開催した決算説明会で、自社マイニングを継続する方針を改めて示し、電気代が半分以下となる新拠点への移転を夏前までに完了させることを明らかにした。
具体的な場所は「企業秘密」としているが、今年夏以降には収益に反映できるとの見通しを示した。
同決算に於いてマイニングマシンの減損処理を行ったため、自社マイニング事業の主なコストは電気代のみになる。
熊谷社長は決済説明会で、「今回のマイニング事業の損失は一時的な失敗であり、必ず取り戻す」と決意を新たにした。