2020.08.21
7-8月期月間報告 得する?損する?主要10銘柄実践投資シミュレーション
DeFi旋風に後押しされ大幅プラスに?
今回は7-8月期の月間報告となります。
前回の最後にもあったように、月間成績を左右する8月6日(木)の予想は、お盆期間の関係で8月20日(木)までの2週間分を予想しています。
暗号資産市場が比較的大幅に上昇していることもあり、非常に難しい予想となりました。
詳しくはこちらをご覧ください。https://digitalassets-online.jp/tokusyuu-tokuson7/
さて、早速予想の振り返ろうと思います。
8月20日の予想時にシミュレーションした資産数値はこのようになっていました。
0.1041BTC
1219.964ドル
前回予想時と比較して0.0257BTC、309.525ドル(当時レートで約3万2,800円)のプラスとなり、結果的に予想は大当たりとなりました。
前々週との比較では0.0322BTC、428.178ドル(約4万5,300円)の増加となっていることから、この数週間で暗号資産市場が大きく動いていることがわかります。
ピンポイントで大きく上昇した銘柄を選定したことも非常に大きかったと言えるでしょう。
欲を言えば、1週間前の方がチェーンリンク(LINK)の価格が安定していたので、お盆期間等関係なく通常通り1週間分の予想として行っていれば、もっと結果は変わっていたかもしれません。
この結果を受け、月刊暗号資産online編集部の陸奥守、鈴木宙、大空翔の3人は以下のように予想しました。
3人の予想はかなりバラバラとなり、その結果、上位銘柄に選ばれた銘柄の点数も僅差となったようです。
結果、チェーンリンクが1位、リップル(XRP)が2位、テゾス(XTZ)が3位となり、前回選ばれた銘柄のうちチェーンリンクとリップルの2銘柄が引き続き選ばれました。
また、好調な印象を覚える現在の暗号資産市場を踏まえても、値上がり予想銘柄の平均が3.00と低かったことも特徴的でした。
以下が3人の予想コメントです、
陸奥「この2週間はDeFi銘柄が暗号資産市場を賑わせた。しかし、この2、3日の間に1週間くらい前の値に戻したため、いったんDeFiブームも落ち着きを見せたと思われる。今後の1週間はアメリカ議会もまだ夏休みだということもあり、市況に影響を及ぼしそうな材料が少ないと思われるため、全体として上昇、下落のどちらも考えられる。そこで、この2週間の価格変動が少なかったBSVとBCHを上位に、BTCとETHをその次に予想し、安定戦略をとった。また、1週間前の上昇幅が大きかったこともあり、上昇銘柄数の予想は3銘柄にとどめた」
鈴木「値動きが少なく『ステーブルコイン』と揶揄され、20円前後で1年間くらい動かなかった、僕の一押し銘柄『リップル』。それが1ヶ月ほど前、ついに山が動いた。最高値で34円まで上がったのに、今は30円前後だ。ここで耐えられるか、また20円台に戻るか? 来週には答えが出るだろう。あー。でも、下落しそうな予感(泣)」
大空「この2週間はDeFi関連銘柄の動きに左右された印象だ。今回1位に選んだテゾスは前週比で大きく価格を落としたことから、跳ね上がりを見せるのではないかと予想した。2位のチェーンリンクは小休止を挟んで上昇。またイーサリアムはこの2週間のうちにイーサリアム2.0のテストネットが一時クラッシュするなど不安要素もあったが、ここから直近でまた価格を伸ばす予感がする。全体的には横ばいか、もしくは微減程度になる気がしたため値上がり予想銘柄は4つにした」
ルールに則り、上位3銘柄にテザーを割り振っていきます。
以下がその結果です。
- LINK→1LINK=16.353USDTで、37.453LINKに交換
- XRP→1XRP=0.289USDTで、1206.891XRPに交換
- XTZ→1XTZ=3.629USDTで、71.842XTZに交換
再び大きなリターンがあるのか、それともこれまでの好調ぶりを裏返すようなマイナスが待っているのか、楽しみなところです。
さて、ここからは7-8月期の最終結果を報告します。
この1ヶ月はDeFi関連銘柄の続伸などもあり暗号資産市場全体が盛り上がりを見せました。
こちらがその影響を受けた結果です。
2ヶ月連続でのプラス。それも大幅なプラスとなりました。
差額を執筆現在のレートで換算すると、日本円で約3万6,000円のプラスになったことになります。
ビットコインやイーサリアムが年初来高値を更新するなど、暗号資産市場が大変賑っていたことが最大の要因でしょう。
また、ピンポイントで予想が的中した週がこの1ヶ月は比較的多かったことも非常に大きかったかもしれません。
現状、相場が好調なこともあってか、本企画開始からの利益率は約73%となっています。
途中で検証方法を変更したことも影響しているでしょうが、ちょうど本企画と同じ時期に同じような投資を実際にしていた方は、BTC建でも法定通貨建でもプラスに転じていそうですね。
シミュレーションとは言え、この数値を見る限り3月に大暴落があったのにも関わらず、暗号資産市場は本当に盛り上がりを見せているのだなと感じます。
さて、次回は9月4日に8-9月期の中間報告を行う予定です。
果たして来月も『得する』のか、それとも『損する』のか、お楽しみに!
※本企画は投資“シミュレーション”
となっています。
あらかじめご了承ください。