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ThirdverseとKLabが「キャプテン翼」のブロックチェーンゲームを年内にローンチへ

株式会社Thirdverseの子会社でブロックチェーンゲーム事業を手掛けるゲームスタジオのSWORD PTE.LTDと、KLab株式会社の子会社でWeb3.0関連事業を手掛ける株式会社BLOCKSMITH&Coは18日、人気サッカー漫画「キャプテン翼」のIPを活用した新感覚ブロックチェーンゲームを2022年内にローンチすると発表した。

ゲームタイトルは「キャプテン翼-RIVALS-」で、ローンチに先立ち18日から公式サイトおよびDiscordなどのソーシャルメディアコミュニティを開設した。

プレスリリースによると、「キャプテン翼-RIVALS-」は、原作に実際に登場する選手たちを自ら育成し、他のプレイヤーと対戦(PvP)する新感覚ブロックチェーンゲームであるという。

最大の特徴は、他プレイヤーとの対戦を通じて得られる「ライバルピース」を、選手やサポートキャラクターなどのNFT(非代替性トークン)を含む報酬と交換できる点だ。従来のスマートフォンゲームとは異なり、プレイヤーが扱う選手については、同じ選手であったとしても、全て異なる絵柄かつパラメータから構成されるようにプログラムで生成された各プレイヤー独自の「ジェネラティブNFT」になるという。

ジェネラティブNFTとは、プログラムによって自動生成されるNFT。「キャプテン翼-RIVALS-」では、イラスト、必殺技シーンムービーに加え、プログラムによって自動生成されるジェネラティブBGMが組み合わさった世界に1つだけのオリジナルNFTを収集し、プレイできると説明している。また、生成された選手NFTはゲーム内に設置されているマーケットプレイスで売買することも可能だ。

ゲームにおいて、ライバルピースを奪い合う対戦に勝利するためには、選手の必殺技やスキル、属性や相性といった様々なパラメータを考慮したゲーム戦略を考えることに加えて、自分だけのジェネラティブNFTである選手をどう育成するかが鍵となる。

育成には、「TSUBASAUT」と呼ばれるユーティリティトークンを使用する。TSUBASAUTは原作に登場するライバルと戦う対戦モード(PvE:プレイヤー対コンピューターの対戦)で獲得することが可能で、このトークンを使用し、「選手のレベルやパラメーターを成長させる」「必殺技やスキルを覚える」「2つの選手の特徴を継ぎ、新たな選手NFTを産み出す」など、多数の育成機能を開放することができるという。

なお、TSUBASAUTに関しては今後、IEO(Initial Exchange Offering)を目指すとしている。

画像:Thirdverse

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