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コインチェック、メタバースでフェンシング五輪銀メダリストの太田雄貴氏とコラボ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックを運営するコインチェック株式会社は20日、同社が製作を進めるメタバース都市「Oasis TOKYO」および「Oasis KYOTO」において、国際オリンピック委員会(IOC) アスリート委員・国際フェンシング連盟理事を務める太田雄貴氏とのコラボレーション企画を実施すると発表した。

今後、太田氏とのコラボだけでなく、スポーツ分野においてもメタバースやNFT(非代替性トークン)による新たな顧客体験を提供すべく、「Oasis TOKYO」および「Oasis KYOTO」上でのスポーツチームやイベントとの協業を共に推進しくという。

コインチェックは、国際オリンピック委員を務める太田氏との取り組みを通じ、スポーツ領域とメタバースやNFTの架け橋としてアスリートと新たな顧客体験の創出にチャレンジしていくと語った。また、「今後も様々なパートナーと連携しながら、メタバース空間での新たな体験を創造すべく準備を進めていく」と述べている。

「Oasis TOKYO」および「Oasis KYOTO」は、「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点。日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなど、様々なイベント施設を設置し、なあらゆる分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指している。

このプロジェクトは今年1月に発表され、「Oasis TOKYO」はThe Sandbox(ザ・サンドボックス)、「Oasis KYOTO」はDecentraland(ディセントラランド)上で構築されており、現在も開発が進められている。

今回、コインチェックのメタバースプロジェクトとコラボすることになった太田氏は、2008年に開催された北京オリンピックにおいて、日本人選手として初となるフェンシング男子フルーレ個人銀メダルを獲得するなど活躍。日本のフェンシング業界発展に大きく貢献し、昨年には日本人として3人目となるIOC委員に選出されている。

画像:Shutterstock