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BTCBOX、国内初ドージコイン(DOGE)を取扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所BTCBOXは29日、ドージコイン(DOGE)の取扱いを準備中であると発表した。実現した場合、暗号資産交換業者登録を完了した取引所としては国内初の取扱いとなる。

BTCBOXによると、来月中に同取引所の「かんたん売買」において取扱いを予定しているようだ。準備が整い次第、続報を発表するという。

ドージコイン(DOGE)は柴犬をモチーフにした暗号資産で、ジョークコインとして2013年に誕生した。現在では代表的な「ミームコイン」として知られており、昨年価格を大きく上昇させたことでも知られる。

価格高騰の背景としては、米投資アプリのロビンフッド(Robinhood)などのユーザーをはじめ、様々な個人投資家が取引を行ったことだ。また、米テスラCEOのイーロン・マスク氏が度々ドージコインに触れたことで、価格が乱高下する場面も見られている。

昨年の年初には約0.5円ほどであったが、同年5月には90円台をつけ、一時時価総額順位4位に位置するなど、暗号資産市場に大きな影響を与えた銘柄でもある。

コンセンサスアルゴリズムはビットコインなどと同じプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work :PoW)で、ブロック生成時間は約1分となっている。

暗号資産市場において目を引く存在となっているドージコインだが、これまで国内暗号資産取引所では取扱いがなく、高騰時にも取引ができない状況であった。

具体的な取扱い日時は不明ではあるものの、BTCBOXの取扱いを皮切りに、他国内暗号資産取引所も後に続く形で取扱う可能性があるだろう。

画像:Shutterstock