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日ハム新庄剛志監督、自身初のNFT販売を発表 世界初の試みも実施

プロ野球・北海道日本ハムファイターズの監督の新庄剛志氏は22日、自身初となるNFT(非代替性トークン)の販売を発表した。

株式会社META ALL-STARSが提供するNFTマーケットプレイス「META ALL-STARS」にて販売される。

META ALL-STARSのリリースおよび、自身初となるNFTの販売開始を記念して行われた記者会見で、新庄氏は「NFTという存在を知ったのは2日前」とコメント。その上で、販売されるNFTについては「僕の人生をリスペクトしてくれている人に受け取ってもらいたい」と語った。

さらに同氏は、本拠地・札幌ドームでの開幕戦において世界初の試みを行うことも予告した。

META ALL-STARS社の大村春洋社長は、自社の強みとして、「アスリート・オリエンテッド」「自社のマーケットプレイスでの販売へのこだわり」「ユーザーとユーザーのつながりを重視するコミュニケーション・プラットフォームを目指す」を挙げた。特に、「アスリート・オリエンテッド」においては、アスリートが持つ魅力・最高のパフォーマンスの一瞬などをNFT化するとともに、アスリートを「アーティスト」として捉え、世の中にエンターテイメントを提供していきたいと語る。新庄氏になぞり、「規格外のサービスを提供していきたい」とも述べた。

記者会見には世界的な写真家であるレスリー・キー氏も登壇。世界初の試みとして、ステージ上で新庄氏を撮影し、その写真を用いたNFTが即時発行された。

今回販売されるNFTは「グラフィック」「クオーツ」「ポートレート」の3カテゴリに分けられ、全23種類が用意される。価格は3,000円から始まり、最も高額なものでは、1,000万円を超えるものもある。

なお、レスリー・キー氏が撮影した写真のNFTは、1,000万円で販売されるものに加え、100万円からオークション形式で販売されるもの2点の計3種類がある。売り上げは今回の発表に伴い、将来のアスリート育成を目的に立ち上げられた「BIGBOSS基金」に寄付されるという。

今回、新庄氏のNFTが販売されるMETA ALL-STARSを運営する株式会社は、今年3月に設立。あらゆるスポーツにおいて、人々の応援の対象となるアスリートそのものの価値に着目した、日本発・世界標準のアスリート特化型 NFT マーケットプレイス「 META ALL STARS 」 の制作、運営、プロデュースをする。今回の発表を第一弾として、今後も作品を発表予定する予定だ。

新庄氏は2022年より北海道日本ハムファイターズの指揮を取り、自らを“BIGBOSS”と称して球界を盛り上げるなど、その一挙一動には多くの注目が集まる。

昨年12月には、国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントの公式アンバサダーに就任し、テレビCMの放映が開始されるなど、暗号資産業界においても存在感を放っている。

画像:月刊暗号資産