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JR東日本、世界初となるメタバースステーション「バーチャル・アキバ・ワールド」をオープンへ

JR東日本は8日、オリジナルバーチャル空間「バーチャル・アキバ・ワールド(Virtual AKIBA World=VAW)を今月25日にオープンすると発表した。

VAWは世界的なコンテンツの集積地・秋葉原の駅と街をバーチャル上で再現し、スマートフォンから手軽に体験できるバーチャル空間。リアルとバーチャルを駅と車両という場でリンクさせることで、バーチャルをより身近なものとして人と人とのつながりをリアル・バーチャル双方で演出していくという。

NTTドコモと連携して行われ、リアルとバーチャルの融合の第一歩とされるプロジェクトだ。その後も提携企業やコンテンツとの空間共創によりVAWをビジネス創発拠点として発展させていく予定だ。

開業のきっかけとして、2021年8月に「バーチャルマーケット6」に参加した際の実績が上げられる。JR東日本のブースへの来場者は歴代の企業出展ブースの中では過去最多となった。需要の大きさを実感し、この度、スマホから体験可能な「メタバース・ステーションとして」パワーアップすることにいたった。

VAWとは東日本企画(jeki)、株式会社HIKKYと共にバーチャル上に秋葉原駅とその街並みを再現した、JR東日本オリジナルのバーチャル空間。リアルさながらに再現された駅の空間で、改札を通るだけでなく、電車への乗車や、秋葉原の街を歩くことができるなど、様々な体験を得ることができる。また、街に来た人達の間ではコミュニケーションをとることも可能だ。

提携したHIKKYのテクノロジー「ブイケット・クラウド(Vket Cloud)」を使うことで、スマホからアプリのダウンロードをすることなく、URLリンクやQRコードなどを介すだけで手軽にVAWにアクセスできる。ブイケットはHIKKYの独自開発によるVRコンテンツ開発エンジン。マルチプレイにも対応していて、ボイスチャットやテキサスチャットで他のユーザーとのコミュニケーションも楽しむことが可能だ。

VAWオープンには、日本を代表するヒーローの4作品によって構成された企画「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」とコラボレーションし、コラボ期間中はバーチャル秋葉原駅を「シン・秋葉原駅」と銘打つ。バーチャル空間上にVAWオリジナルデザインのグラフィックと各キャラクターが登場、ユーザーを出迎える。登場するヒーローの作品は「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」だ。

画像:Shutterstock