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博報堂DYメディアパートナーズら、新たなNFTプロジェクトを発足

博報堂DYメディアパートナーズらは7日、野球やサッカー、バスケットボールなどのスポーツと、映画・アニメ・音楽をはじめとしたエンターテイメントの映像や写真、音声といった情報資産を活用したビジネスを推進するプロジェクト「Hakuhodo DY Play Asset」を発足したことを発表した。

NFT(非代替性トークン)をはじめとしたブロックチェーン技術によるコンテンツとファンとの新たな関係性について、研究開発からサービス提供までを推進していくようだ。

Hakuhodo DY Play Assetは、博報堂DYメディアパートナーズグループのNFT事業における戦略立案、プラットフォーム開発、外部マーケットプレイス連携、マーケティングやクリエイティブ、法規制対応、今後のメタバース展開などの新たなサービスやプロダクトを専門チームとして創発していくとのこと。

具体的には、独自のサービスとしてプロスポーツ競技団体や放送局の有する映像コンテンツを活用し、デジタルコンテンツとして提供する独自のプラットフォーム「PLAY THE PLAY」とエンターテイメント・アニメ領域を主軸とした「NFTマーケットプレイス」を展開するという。

現時点では「PLAY THE PLAY」やNFTマーケットプレイスのローンチ時期などは発表されていない。

プレスリリースでは「IP・コンテンツホルダーとファン(生活者)の双方にとって、ワクワクするような保有体験、新たな自己表現やエンゲージメントの構築など、デジタルコンテンツの多様な価値・効果の創出を目指します」と述べている。

博報堂DYメディアパートナーズでは、日本円でNFTを購入できるNFTマーケットプレイス「NFT Agency」を開発。2020年4月から6月にかけて、グッドラックスリーが運営するdAppsゲーム「くりぷレーシングフレンズ」上でNFTの日本円購入の実証実験を実施した。

同じく博報堂グループの博報堂DYミュージック&ピクチャーズは昨年11月、ブロックチェーン企業アーリーワークスと協業し、人気アニメシリーズ「エウレカセブン」初のデジタルグッズを販売。シリーズの各キービジュアルをNFT化し、限定販売した。

画像:Shutterstock