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国内暗号資産取引所CoinBest、ダイ(DAI)の取扱いを開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所CoinBestは24日、ステーブルコイン・ダイ(DAI)の取扱いを開始したことを発表した。DAIはイーサリアムベースのステーブルコインで、現在、テザー(USDT)、USDコイン(USDC)などに次ぐ時価総額となっている。

DAIは、DeFiプロジェクトのMakerDAOにおいて発行、管理されている暗号資産である。MakerDAOはメイカー財団(Maker Foundation)が開発や普及活動を行っており、ダイ財団(Dai Foundation)が知的財産権利を管理する。メイカー財団は当初、MakerDAOの開発を主導してきたが、プロジェクトの自立分散組織化(DAO:Decentralized Autonomous Organization)を目的として2021年5月に財団の運営資金をプロコトルに返納した。

ビットコイン(BTC)などの場合、新規発行はマイニングによって行われるが、ダイの場合は新規発行がMakerプロトコル内にあるスマートコントラクト「Maker Vault」を通じて行われる。DAIを取得したいユーザーはMakerプロトコルにアクセスし、イーサリアム(ETH)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、USDCなど、承認されたイーサリアムベースの暗号資産を担保としてロックすることでDAIを発行することができる。

DAIは目標価格の1DAI=1ドルを維持するために過剰担保という仕組みを取っている。1万円相当のDAIを発行したい場合、1万5,000円~2万円相当の承認された暗号資産を担保としてロックする必要がある。

この仕組みにより、担保とした暗号資産が下落した場合でもDAIの価値を下回ることなく価格安定につながる。しかし、担保とする暗号資産が大幅に下落した場合はダイの価値を下回る可能性もある。そのためMakerプロトコルでは担保となる暗号資産の価値が一定水準を下回った場合、強制的に清算する仕組みも導入されている。また、強制清算が間に合わなかった場合、Makerプロトコルのガバナンストークンであるメイカー(MKR)が追加発行され担保資産価値の不足分を補填することもある。このような仕組みでDAIの価格は1ドルで安定的に推移している。

DAIはウォレットやDeFi(分散型金融)プラットフォーム、ゲームなど400以上のアプリやサービスで利用されている。世界最大のNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス・OpenSeaでは、DAIによる決済が可能となっている。国内ではGMOコインがDAIの取り扱いを16日に開始している。

画像:Shutterstock

                                   
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