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テスラ、約2,300億円相当のビットコイン保有と発表

米テスラ(Tesla)社は、保有するビットコイン(BTC)が2021年12月末までに約20億ドル(約2,300億円)に膨らんでいたことを明らかにした。同社が昨年、ビットコインが過去最高値を記録した時に売却しなかったことを確認し、米国企業としてビットコインの保有量2位の地位を確固たるものにした格好だ。7日、米SEC(証券取引委員会)に提出した年次報告書の中で保有するビットコインの状況を明らかにした。

テスラは、第1四半期に15億ドル(約1,530億円)を投資したが、12月31日時点で保有するビットコインの評価額が19億ドル9000万ドル(約2,295億円)であり、流動資産(現金と証券を含む)のおよそ10%を占めていることを明らかにした。テスラ社のビットコインの含み益は5000万ドル(約57億6,000万円)に増加した。

昨年2月、テスラはビットコインによる支払いを受け入れためにビットコインを購入した。その後、3月頃に保有するビットコインの10%以下を売却。世間ではテスラのCEOであるイーロン・マスク氏のビットコイン離れという憶測もあったが、マスク氏はこれを否定し、「テスラは市場を動かすことなく、簡単にビットコインを清算できるかどうかを確認しただけ」と理由を述べていた。

しかしその後、環境問題への懸念からビットコインでの決済を5月に撤回し、サポートを停止した。マスク氏は「マイニングによる適正なクリーンエネルギーの使用が確認され、将来的に前向きの傾向が見られるようになれば、テスラはビットコインによる決済の受け入れを再開する」とツイートした。そして、その後も売却することなく保有を続けていることが今回報告書で判明したことになる。

報告書によれば、テスラは購入したビットコインの一部を売却し1億2800万ドル(約147億円)の利益を上げている。一方で、昨年の乱高下時に1億100万ドル(116億円)の損失も計上している。

テスラは保有するビットコインの価値について明確に記しており、投資家にも状況把握が可能となっている。報告書では、「投資として、また現金に代わる流動的資産として、デジタル資産の長期的な可能性を信じている」と述べている。

Bitcoin Treasuriesによると、4万3200BTCを保有するテスラは、マイケル・セルラー氏が率いるデータ分析会社マイクロストラテジー(MicroStrategy)社の12万5051BTCに次いで保有量第2位。これに続いて、マイニング企業のマラソン・デジタル(Marathon Digital)社は8133BTCを保有し、ジャック・ドーシー率いるブロック(Block:旧スクエア)社は8027BTCを保有している。

画像:Shutterstock

                                   
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