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HashPort、ブロックチェーンゲームスタジオを設立 新作3本をリリース予定

暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン事業を手掛けるHashPortは2日、ブロックチェーンゲームスタジオ部門である「HashGames」を設立し、2022年春から夏にかけて3本の「Play to Earn」ゲームをリリースすることを発表した。

HashGamesにおける各ゲームは、HashPortのNFT(非代替性トークン)事業子会社であるHashPaletteが開発するブロックチェーン「Palette」上のサービスとしてリリースされる。

各ゲーム内の共通するトークンとして「パレットトークン(PLT)」が使用され、将来的にはイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO:Initial Exchange Offering)を通じてPLTと併存した独自トークンの発行も見込んでいる。

今回リリースされるのは、ドラマチック共闘オンラインRPG型ブロックチェーンゲーム「De:Lithe Φ (仮)」、対戦型ソーシャルP2Eブロックチェーンゲーム「CryptoNinja Party!」、ファンタジーアドベンチャー型P2Eブロックチェーンゲーム「ELF Masters」の3タイトル。

HashGamesは、パレットチェーン上でのPlay to Earnゲームの設計・開発、パレットチェーンのクロスチェーンハブ機能を活かしたマルチチェーン対応、海外ユーザーへのマーケティング支援をサポートする。

なお、ゲームNFTの販売は3月にリリース予定のHashPaletteのNFTマーケットプレイスにおいて行われる予定だ。

HashPort代表取締役CEO・HashPalette代表取締役CEOの吉田世博氏は「パレットチェーンを基盤とした日本発ブロックチェーンゲームの世界への発信基地として、HashPort内ブロックチェーンゲームスタジオ『HashGames』を立ち上げました。(中略)本日パートナーの皆様と共に2022年の春-夏に3タイトルをリリースすることを発表できたことを、大変嬉しく思っております」とコメント。

Paletteはデジタルアイテムを発行・管理・流通するためのブロックチェーンネットワーク。ユーザーはデジタルアイテムの所有権の移転およびアプリケーションでの活用を自由に行うことができる。

独自のブロックチェーンであるパレットチェーン上でデジタルアイテムをNFTとして取り扱うことが可能だ。

また、パレットチェーンはイーサリアムをはじめとする複数のブロックチェーンとの接続が可能であり、NFTの発行および流通のハブとなるクロスチェーンプラットフォームとしても機能する。

パレットトークンは、パレットエコシステムにおけるコンセンサスノード運営報酬の支払い、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い、NFT売買の決済などの用途で使用することができる。

画像:Shutterstock