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Bitget、ロシアのeスポーツ団体「Team Sprit」との提携を発表

シンガポールに拠点を置く暗号資産(仮想通貨)取引所Bitgetは28日、ロシアのeスポーツ団体「Team Sprit」との提携を発表した。

この契約の一環として、Team SpritのジャージにBitgetのブランドロゴがプリントされる。また、様々な大会、景品、プロモーションの開催を検討しているという。

今回の提携により、 Team Spritは暗号資産についてファンに学びの機会を提供する予定だ。Bitgetによると、提携の主な目標の1つは「可能性と革新の領域」を探求することだとしている。

Team SpritのCEOであるNikita Chukalin氏は「最も先進的な企業が我々のパートナーになることは喜ばしいことだ。Bitgetは間違いなく未来志向の企業であり、我々の価値観と完全に一致する。eスポーツと暗号資産、少し前までは非現実的と思われていたことが、今では私たちの生活に欠かせないものとなっている」とコメントしている。

Bitgetは2018年7月に設立された暗号資産取引所だ。48ヵ国で事業を展開しており、全世界で180万人以上のユーザーを抱え、CoinmarketCapによる2022年1月時点のデリバティブ取引量では世界第3位となっている。

暗号資産取引所では珍しく、コピートレードが可能だ。コピートレードとは、個人トレーダーが公開したポジションをリアルタイムでコピーして保有するトレードのこと。コピートレードにより、初心者でもプロのトレーダーと同様のトレードができるメリットがある。

同取引所がeスポーツに特化した団体と協力するのは今回が初めてではない。昨年10月、BitgetはeスポーツプロダクションのPGLと提携している。 

PGLは世界有数のeスポーツ大会運営組織だ。これまでに国際的なeスポーツイベントを開催してきたほか、テレビやオンラインストリーミングのビデオ制作を行ってきた。

また、Bitgetはeスポーツ以外の分野においても、名門サッカークラブのユベントスとのパートナーシップや人気YouTuberラファエルとのアンバサダー契約など、多くのユーザーを取り込む施策を進めている。

今回提携を発表したTeam Spritは、東欧のチームとしては史上2番目にThe Dota 2 Internationalタイトルを獲得し、eスポーツ史上最大の賞金総額である1800万ドル(約20億8,000万円)を獲得している。

画像:Shutterstock