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スクエニのNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」の二次流通が開始

スクウェア・エニックス(スクエニ)初となるNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー 第一弾“―資産王、君臨―”」が26日より、「LINE BITMAX Wallet NFTマーケット β」において二次流通が可能となった。同日、LINEがプレスリリースで発表した。ユーザーはLINE BITMAX Wallet内で保有するNFTデジタルシールの出品と購入が可能となる。

このNFTは国内NFT関連企業のdoublejump.tokyoとスクエニの共同開発によるもので、LINE傘下のLVC株式会社が提供する「LINE Blockchain」が採用されている。

NFTデジタルシールの管理と保管は「LINE BITMAX Wallet」にて行う形式を取っている。第1弾は10月14日に発売された。専用サイトで購入やカスタマイズ、管理が可能だ。スクエアとしてのNFT関連商品はこれが初となる。

「資産性ミリオンアーサー」には、キャラクターシールと4コママンガシールの2つのジャンルが用意されており、好きなキャラクターや4コママンガの1コマを選択して購入。キャラクターシールには“プレス”という工程が設けられており、背景やフレームを選び、カスタマイズすることで自分だけのオリジナルシールを作成できる。

初版のキャラクターシールは全10種類(1枚500円)で、4コママンガシールは全20種類(1枚500円、4コマで2000円)。ミリオンプレスセットは全30種類がセットになったもので、価格は1万5,000円で200セット限定であった。反響は予想以上で、ほとんどの商品が即売状態となった。

このような状況から、今後もNFT関連商品を販売していく方向になった。スクエニがNFT分野での存在感を増していくかに今後も注目が集まる。

スクエニは2019年の所感から「ブロックチェーン」という言葉を入れるなど、ブロックチェーンについての調査を行っていた。NFT分野への進出はゲーム会社として未来を見据えた必須事項でもあった。

今回は実証実験としてNFTデジタルシールを販売した。また、25日には資産性ミリオンアーサー第二弾「―邪神、暴走」も数量限定で発売された。こちらもほとんどの商品が即完売の状態で、ユーザーからの高い興味関心を示した形となった。

画像:Shutterstock