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OKCoinJapan、国内初となるエンジンコイン(ENJ)の板取引を提供開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan は9日、新たにエンジンコイン(ENJ)の取扱いを発表した。

対象サービスは取引所および販売所。エンジンコインの板取引(ENJ/JPY)での取扱いは国内初となる。

今回の発表を受け、OKCoinJapanは計10銘柄の暗号資産を取扱うことになる。入庫受付開始日時は2021年11月15日(月)17時からとしており、現物取引開始日時は2021年11月18日(木)17時からを予定している。

今後、OKCoinJapanはエンジンコインの取扱いを記念して各種キャンペーンを行うとしている。

OKCoinJapanはグローバルに暗号資産サービスを展開するOKグループの日本法人として2017年に設立された。2020年3月に暗号資産交換業者として認可を受け、同年8月よりサービスを開始している。

今回取扱いが決まったエンジンコインはNFT(非代替性トークン)に特化したERC-1155規格の暗号資産だ。シンガポールを拠点とするEnjinが運営するブロックチェーンプラットフォーム「Enjin Platform」で利用可能となっている。

エンジンコインの最大の特徴は「メルト」という機能を持ち合わせていることだ。この機能では、Enjin Platform上で発行されたNFTをメルトすることにより、エンジンコインと交換することができる。

Enjin Platformで展開されている代表的なゲームとしては、人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」と提携し実現した「EnjinCraft」が挙げられる。このゲームはブロックチェーン上で構築されているため、アイテムや作成した建物、土地などはNFTとして売買することが可能だ。

通常のマインクラフトではできなかった取り組みであり、ユーザーのプレイの幅を広げることにもつながると言える。

現在、NFTは様々な業界において多くの注目を集めている分野となっている。エンジンコインはそのなかでも中心的な暗号資産であり、価格も年初の約12円から、記事執筆時点では約350円と、約29倍もの上昇をみせている。

画像:Shutterstock