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バイナンス、BSCにおいて手数料の一部をバーンする仕組み提案

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は22日、独自ブロックチェーン「Binance Smart Chain (BSC)」において、取引手数料の一部をバーン(焼却)するメカニズムを導入する提案を公表した。

この新たなメカニズム案「BEP-95」により、独自暗号資産バイナンスコイン(BNB)のバーン・プロセスを高速化し、より価値を高めていきたい狙いがあるものとみられる。

このバーンはBSCネットワーク上でのみ実行され、BNBの目標供給量である1億BNBに達した後も、機能し続けるという。初期提案が行われた現時点では、このメカニズムを導入し10%をバーンすると説明している。

バーンとは、トークンをアクセスできないアドレスに送金し、流通から排除することを指す。特定の暗号資産をデフレ化するために用いられるメカニズムだ。

一定の需要がある上では、供給が減少すれば価格が上昇しやすくなるため、利益が生まれる可能性も大きくなる。

BNBの総発行量は2億枚で、最終的には1億枚に半減する計画を打ち出している。BEP-95が実施された場合、バーンのペースは加速することになる。

今年8月、イーサリアムでも大型アップデートである「London(ロンドン)」を通じて、同様に取引手数料の一部をバーンする改善提案が導入された。これにより、イーサリアムの供給スピードは急激に鈍化し、日によってはバーン数量が新規発行枚数を上回ったこともある。

一方で、BNBはすでに全ての枚数を発行しており、定期的にバーンしている状況だ。BEP-95が導入された場合でも新規に発行されることはなく、流通量は減っていくことになる。

10%のバーンという提案は、BSCの議決権に基づいた提案・投票プロセスによって決定される。この投票プロセスはバイナンス・チェーン上で行われ、コミュニティメンバー全員が提案することが可能だ。

なお、提案がバリデーターによって検討されるためには、最低でも2000BNBの入金が必要となる。これにより、バリデーターは提案に投票することができる。

提案が投票された後、全てのBNBは返却され、BSCのバリデーターはその議決権に基づいて「賛成」または「反対」の投票が可能だ。仮に賛成票を投じたバリデータの合計が50%に達した場合、提案は可決され、直ちに有効となる。

画像:Shutterstock