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AP通信がチェーンリンクのオラクルを活用 自社ニュースをブロックチェーンで配信へ

175年の歴史を持つAP通信社は、分散型オラクルプロジェクトのチェーンリンク(LINK)と提携し、経済、スポーツ、選挙の記事をブロックチェーンに提供すると発表した。これにより、dAppsなどの開発者はチェーンリンクのネットワークを通じ、AP通信が提供するデータや情報を利用できるようになる。

オラクルとは、天気予報や選挙の得票数など、ブロックチェーンの外部からの情報をイーサリアムなどのブロックチェーンに送るサービスを指す。ブロックチェーンに記述されたスマートコントラクト(自動契約)は、オラクルのデータを使い、お金を支払うべきかどうか、誰に支払うのかを決める。

チェーンリンクは世界中で広く採用されている分散型オラクルソリューションであり、そのビジョンを「スマートコントラクトにおけるオンチェーンとオフチェーンの構成要素を安全に組み合わせる」ことだと説明している。

AP通信はデータの用途として様々な可能性を挙げる。例えば、取引を自動化するアプリを作成するために四半世紀ごとのGDPの数字を使うことが考えられる。また、スポーツゲームの開発者は、試合でのスコア、チームのスケジュール、最新の選手のコンディションなどの報告を得ることができる。

さらに、NFT(非代替性トークン)にも応用できる可能性を指摘して、次のように説明する。

「アーティストは、APのノードから現実世界のデータを取り込み、新しいタイプのダイナミックなNFTアート作品のデザインが可能だ。最新データに基づき、リアルタイムに変化し、更新する作品を創出することが可能だ」

ブロックチェーンは改ざんが難しい。それが正確な情報を伝えるという報道機関の性質にもマッチしている。

AP通信は昨年もブロックチェーンを利用した情報配信を行った。2020年10月、ブロックチェーンのスタートアップ企業Everipediaと提携し、米国大統領選挙の関連情報をブロックチェーン上で公開したのだ。

ブロックチェーンに着目する報道機関は他にもある。ニューヨークタイムズは2019年に「The News Provenance Project」を創設。このプロジェクトでは報道写真の出所や、偽造されていないことを証明するためこの技術が使用された。

ロイター通信は2020年、ブロックチェーンに特化した研究センター「The Starling Lab」と協力の元、ドナルド・トランプ氏からジョー・バイデン氏へと政権交代する様子を記録した。

画像:Shutterstock

                                   
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