月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • コインベース、日本でサービス開始 決済パートナーに三菱UFJを迎えクイック入金可能に

コインベース、日本でサービス開始 決済パートナーに三菱UFJを迎えクイック入金可能に

19日、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)における日本でのサービスが開始された。iOSおよびAndroidにおいて、同日より利用が可能となる。

取扱い銘柄は予定通り、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ステラルーメン(XLM)、ライトコイン(LTC)の5つとなる。

これに伴い、コインベースは日本市場参入に際して記者会見を行った。

冒頭、同取引所CEOのBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏が発言し、日本の暗号資産取引量は世界トップクラスだとした上で、今後、日本市場へ注力していくと意欲を見せた。

また、コインベース株式会社の北澤直代表取締役社長は三菱UFJ銀行との決済パートナーシップの締結を発表。これにより、三菱UFJの口座を持つユーザーは即時入金が可能になった。コインベースは2016年に三菱UFJと資本・業務提携をしている。

また、コインベースの北澤氏は日本市場の参入に際し、「暗号資産取引の『グローバルスタンダード』」を目指すとしており、そのために「最も信頼され」、「最も使いやすい」ことが重要になると語った。

さらに日本市場に参入した理由については、日本は規制がしっかり整備され、コインベースが目指す最も信頼されるという点と合致しているためとした。

今後、コインベースは多種多様なサービス展開を行うとしている。

コインベースは昨年3月に一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の第二種会員として登録。今年6月には金融庁より暗号資産交換業者として認可を受けた。

画像:Shutterstock