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世界で最も有名な日本のメタルバンド、新曲をNFTで先行発売

株式会社クレイオは、同社が提供する音楽専門のNFTマーケットプレイス『The NFT Records』にて、世界で最も有名な日本のメタルバンド「LOUDNESS(ラウドネス)」の公式NFTを10日正午に、世界最速・限定販売した。

The NFT Recordsは2019年に設立された音楽専門のNFTマーケットプレイスだ。同マーケットプレイスはNFTを暗号資産(仮想通貨)ではなくクレジットカードなどの法定通貨で購入することができる。

なお、The NFT Recordsで購入した音楽、MV、ジャケット写真、アーティスト写真などは、ユーザーの「マイコレクション」ページで楽しむことができる仕組みになっている。

今回、LOUDNESSがNFTとして販売するのは、5日夜、ZEPP TOKYOのライブで初披露された新曲「大和魂」と「OEOEO」の2曲。今回、日本初の試みとしてCDや配信などに先駆けてNFTとして先行発売される。

LOUDNESSは1981年、ギタリスト高崎晃とドラムの樋口宗孝が、ボーカル二井原実、ベース山下昌良を迎えて結成。今年でメジャーデビュー40周年を迎える伝説的バンドだ。一時は、X JAPANを脱退したTAIJIも所属して話題になった。

同バンドは、1985年に世界発売したアルバム「THNDER IN THE EAST」が米ビルボード誌にチャートイン。日本のバンドとして初めて「マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)」のステージに立ち、現在も世界中にファンを持つ。

音楽系の商品は、廃盤となったCDやミュージックビデオが中古として高値で転売されても作曲家や作詞家などの著作権者には印税が入らない。

しかし、音楽系のNFTは転売の際にも、著作権者に収入が入るようにすることができることから、音楽業界で注目されている。また、購入者も資産として保有することができ、投資商品として将来的に値上がりも期待できる。新たな音楽ビジネスモデルとして注目されている。

画像:Shutterstock