独ブンデスリーガ、NFTトレーディングカード発行へ

米トレーディングカード会社Topps社は、ドイツのプロサッカーリーグであるブンデスリーガと提携し、2020-2021シーズンのNFTトレーディングカードコレクションを発売することを明らかにした。8日、Topps社がリリースで発表した。

ドイツのブンデスリーガは、イングランドのプレミアリーグ、イタリアのセリエA、スペインのラ・リーガ、フランスのリーグ・アンとともにヨーロッパの五大プロサッカーリーグを形成している世界的なサッカーリーグだ。代表的なチームとして、バイエルン・ミュンヘンがある。

Topps社による今回のNFTトレーディングカードコレクションは「ブンデスリーガ2020-2021シーズンセレブレーションNFTコレクション」と名付けられ、ブンデスリーガのトップ選手、新星と呼べる選手、記憶に残るプレーの瞬間など、ファンにとって忘れられない2020-2021シーズンの全てを収録するという。

Topps社は今回のNFT販売に際し、ブロックチェーン関連企業Ava Labs社と提携して高速・低コストで環境に優しいパブリック・ブロックチェーンを利用したアプリ「ToppsNFTs.com」を開発。すでにこのアドレスではベータ版が公開されている。

ToppsNFTs.comは、特別なウォレットやトークンアプリを必要とせず、公式にライセンスされたTopps NFTコレクションを購入、販売、検索するために集約された一元的な機能を提供しているアプリだという。

Topps社の幹部であるTobin Lent氏も、「私たちのビジョンは、NFTの経験があるかどうかに関わらず、全てのファンにアピールする、楽しくて使いやすいコレクション体験をブロックチェーン上に作ることです」と、ユーザーフレンドリーなアプリであることを強調した。

Topps社によるブンデスリーガ2020-2021シーズンセレブレーションNFTコレクションは、スタンダードパックとプレミアムパックの2種類が発行され、8月10日から販売開始される。

ブンデスリーガのCEO Robert Klein氏は、NFTの販売に際し「ブンデスリーガでは毎シーズン、私たちが息を呑むような瞬間や選手が存在し、それらは保存や賞賛に値するものです。私たちは、パートナーであるTopps社の協力により、ブンデスリーガ2020-2021シーズンのベストシーンを初めてNFTデジタル・トレーディングカードとして世に送り出すことを誇りに思います」と述べた。

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