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インド取引所、オリンピックメダリストに暗号資産を進呈

インドの暗号資産(仮想通貨)取引所Bitbnsが、東京オリンピックでメダルを獲得したインド代表選手に、報奨金として暗号資産を進呈することがわかった。4日、Bitbnsが公式Twitterで発表した。

各国でオリンピックのメダル獲得選手には協会やスポンサーから報奨金が進呈されるが、暗号資産を使った報奨金は世界初の事例だ。

同社の発表によると金メダリストに20万ルピー分(約25万円分)、銀メダリストには10万ルピー分、銅メダリストに5万ルピー分の暗号資産を進呈するという。

今回、BitbnsはSIP(Systematic Investment Plan)という制度を利用して報奨金を進呈する。SIPとは小額から長期的に積立投資ができる投資信託制度としてインド国内で普及している。

インド代表のメダリストは、Bitbnsでアカウントを開設し、身元確認(KYC)を行った後、ビットコインやイーサリアムなどを獲得することができる。

Bitbnsが発表した報奨金は、現時点で49キロ級の重量挙げで銀メダルを獲得したBMirabai Chanu選手と、バドミントン女子シングルで銅メダルを獲得したPV Sindhu選手に贈呈する。

BitbnsのCEOであるGauarvDahake氏は、メダリストに暗号資産を報奨金として送ることについて「オリンピックでメダルを獲得したインドのアスリートは、我々に夢を叶えるだけでなく、十数億人ものインド人の夢を実現してくれました。インドにメダルを持ち帰ってくれたBMirabai Chanu選手と、バドミントン女子シングルで銅メダルを獲得したPV Sindhu選手に報奨金を進呈します」と語った。そして暗号資産での報奨金について「暗号資産取引所ができる独自の方法で、メダリストを祝福する応援の形です」と付け加えた。

Bitbnsは今後もインド代表選手がメダルを取るたびに、規定に乗っ取った報奨金を進呈する予定だ。

画像:Shutterstock