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キャプテン翼・高橋陽一氏が代表の「南葛SC」、クラブトークンとNFTを発行

人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者・高橋洋一氏が代表を務めるサッカーチーム、南葛SCのクラブトークンとNFTが発行された。17日、ブロックチェーンを用いた事業を展開する株式会社フィナンシェがプレスリリースで発表した。

引用元:フィナンシェ

南葛SCは東京都葛飾区からJリーグ入りを目指して活動中の社会人サッカーチームだ。現在、プロサッカーリーグのJ1から数えて6部相当にあたる関東サッカーリーグ2部に所属している。2020年2月にはJリーグ入りに必要な前段階の資格となる「Jリーグ百年構想クラブ」に認定もされている。

今回、南葛SCのクラブトークンは、ブロックチェーン技術を利用したクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」や、同サービスを手がけるフィナンシェ社が協力し発行される。

クラブトークンとは、チームへの応援の「しるし」や「証」の役割を果たし、保有することでクラブ発の投票企画への参加やトークン保有者限定の特典への応募ができるなど体験型デジタルアイテムだ。欧州を中心とした海外では、オンライン上でのファンサービス・クラブ応援ツールとして注目されており、バルセロナFCやユベントスなどの人気チームも発行している。

南葛SCのクラブトークンはクラウドファンディング形式で発行され、集まった資金は主にクラブ運営費として利用される予定だ。同チームのトークンはトークン保有者のニーズに応じて価格が上下する。今後、サポーターが増えればトークン価値が高まる可能性もあり、サポーターにとっても初期から応援している証や継続的に応援するモチベーションにもなる。

株式会社フィナンシェは、同社が提供するプラットフォーム「FiNANCiE」にてトークン保有者が参加できる投票企画を実施予定だ。一例として「開場設置バナー(横断幕)メッセージ」「南葛SCオリジナルグッズ投票」「オフ/オンライン イベント参加選手選択投票」などの企画を検討しているという。

引用元:フィナンシェ

また、トークン保有者はクラブチームから特別な特典を受けることができ、保有しているトークン数の割合によって当選確率が変動するシステムを採用するという。高橋陽一先生直筆サイン入りユニフォームプレゼント、選手との1on1トークイベント参加、非売品ポスタープレゼント、選手全員サイン入りユニフォームプレゼントが予定されている。

そして今回の目玉として、大口のトークン保有者限定で高橋陽一氏の描く、南葛SCコレクションカードのNFTを特典として提供する。本コレクションカードは初回限定で、今後再販しないプレミアものだ。

高橋陽一氏は今回のクラブトークン発行に際し、「『葛飾からJリーグへ』という目標に向かって、このフィナンシェを通して、ファン・サポーターの皆さんと、これまで以上に一体感を持ってやっていければと思います。よろしくお願いいたします」と述べた。

なお、クラブトークンは6月17日から7月30日(金)22:00まで販売を予定している。

画像:Shutterstock