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NFTマーケットプレイス「Buynet」のベータ版がリリース フェラーリの利用を可能にする会員権を販売

ブロックチェーン関連事業を手掛けるサンシェアは2日、NFTマーケットプレイス「Buynet(バイネット)」のBETA版サービスを同日より開始したことを発表した。

またBuynetの第一弾販売として、フェラーリ・458スパイダーのNFTデジタル会員権を販売することも発表した。このNFTデジタル会員権は10名限定で3万円からスタートし、順次販売していく。

第一弾となるフェラーリの会員権販売は、NFT会員権を提供する「HANEUMA ハネウマ」が高級車のカーシェアサービスを提供している法人などと提携し実現。プレスリリースでは、NFTによって権利を獲得するため、半永久的にフェラーリに乗車することができると説明された。

なお、毎月の維持費は5,000円となっており、月会費および年会費は無料。使用料についても、毎月30km(12時間以内)の利用権利を付与し、使用料金等は一切発生しないとしている。

現在、世界各国でNFT人気が高まっており、様々なものが市場で流通している。

特にゲームのアイテムやアートコレクションを筆頭に、プロスポーツ選手のトレーディングカードや仮想空間の土地など、あらゆるものが流通しているほか、ブロックチェーンで所有権や真贋を証明するため、多くの注目を集めている状況だ。

今回ローンチされるBuynetはイーサリアムERC721で構築。サンシェアは、コンテンツ等の会員権利、収益権利、無形資産権利、その区分所有権利、有形資産の区分所有権利等のデジタル資産を中心に取り扱うNFTマーケットプレイスであると説明している。

取引はスマートコントラクトを通じて行われ、ブラウザChromeの拡張機能MetaMaskと連動し、世界中の誰とでも売買が可能な分散型のマーケットプレイスとなっている。

今後は絵画、イラストデジタル権利、命名権・名付け親などの権利、音楽のデジタル権利なども提供予定だという。

画像:Shutterstock