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呉服業界初、成人式の振袖をビットコインで決済可能に

日本最大のミスコンテスト「ベストオブミス」がプロデュースする振袖レンタルおよび購入の成人式専門店「振袖gram東札幌店」にて、6月1日より呉服業界初となるビットコイン決済を導入することが明らかになった。ベストオブミスを運営する株式会社ラナルータがプレスリリースで発表した。

振袖gramは2020年に北海道でオープン。主に成人式用の振袖レンタルおよび購入の事業を行なっているが、SNSを使った「#振袖gram プロジェクト」と称した社会活動でも一部では知られている。

#振袖gram プロジェクトは日本最大のミスコンテスト『ベストオブミス』が行うSNS型社会貢献事業で、投稿が1,000に達するごとに全国各地で様々な社会貢献イベントを開催する。

若年層に「SDGs(持続可能な開発目標)や社会貢献活動の事を知ってもらいたい!」という理由から今回のプロジェクトを立ち上げたという。

新成人はインスタグラムやTwitterで投稿する際に「#振袖gram」をつけて投稿するだけで参加可能だ。

今後、投稿が増えるにつれ、ベストオブミス事務局がピンク系の振袖は「ピンクリボン運動」、青系の振袖の場合は「海洋プラスチックごみ問題」の解決イベント等を行い、それぞれの社会問題に目を向けてもらうような取り組みを行う予定だ。

振袖gramは今回、ビットコイン決済を行うことについて「時代も流行りも常に変わっているので常に新しいことに取り組んでいきたいと思いデジタル通貨以外にも常に最新技術の決済や流行の最先端の運営をしていきたいと考えている」「今後は振袖レンタル等の管理などもブロックチェーンを使用したシステムを導入し店舗にもお客様にもより便利に利用していただけるようにして行きたい」と、暗号資産やブロックチェーン技術の導入に積極的な姿勢を見せた。

振袖gramによると、今回の暗号資産決済は実験的に8月頃まで行い、顧客の満足度が高いようであればイーサリアムやリップルなどの決算も導入する予定だ。

なお、暗号資産決済は要予約としている。

画像:Shutterstock