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bitFlyer、1円から積立可能な「かんたん積立」提供開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerは18日、同日より暗号資産の積立購入サービス「bitFlyer かんたん積立」の提供を開始したことを発表した。

積み立て対象銘柄はbitFlyerで取扱いしている全12種類。スマートフォンアプリ「bitFlyer ウォレット」(iOSおよびAndroid版)で利用が可能だ。ウェブ版は今後対応していく予定だという。

今回bitFlyerが始める「かんたん積立」は、積立頻度や金額を設定し、選択した暗号資産を自動で購入することができるというもの。

積立頻度は「毎日1回」、「毎週1回」、「毎月2回(1日と15日)」、「毎月1回」から選択することができる。

事前に日本円をbitFlyerのアカウントに入金しておけば残高から自動で購入されるため、口座振替設定などの追加手続きは不要だ。

また、bitFlyerは今回のサービス開始を記念して「bitFlyerかんたん積立リリース記念!抽選で300名様に1,000円が当たるキャンペーン」と題したキャンペーンを実施する。

キャンペーン期間は2021年1月18日から2月17日まで。キャンペーンページから「かんたん積立」を開始し、なおかつ500円以上の積立金額を設定することで自動的に抽選対象となる。

国内における暗号資産の積立サービスはコインチェックやGMOコインなどでも提供されている。

コインチェックは最低1万円から、GMOコインは1,000円から積立を行うことができるが、今回bitFlyerは最低1円からサービスを利用できるため、他社と比べると参入障壁が非常に低くなったと言えるだろう。

積立サービスを利用するメリットとしては、暗号資産のように非常に高いボラティリティの商品だとしても、毎月一定額を積み立てることでリスク分散を図ることができることが挙げられる。そのため、長期的な運用を考えているユーザー向きのサービスと見ることができる。

ビットコインをはじめとした暗号資産価格は昨年秋頃から大きく上昇しており、注目度は日に日に増している状況だ。

そういった状況で、暗号資産運用の選択肢を広げていくというのは、ユーザー目線に立った重要な動きと言えるだろう。

画像:Shutterstock