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コインチェック、3年ぶりとなるテレビCMを放映へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは13日、1月14日から東京や大阪、愛知などでテレビCMの放映を開始すると発表した。

コインチェックがテレビCMを放映するのは、いわゆる「仮想通貨バブル」と称された2017年12月以来、約3年ぶりとなる。放映される地域は以下の通りだ。

東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀、愛知、岐阜、三重、福岡、佐賀、静岡、富山、石川、広島、愛媛、熊本、宮崎、沖縄

今回、放映されるCMは2パターン用意されており、それぞれ「ロケット編」、「タイトル編」となっている。

コインチェックはCMの企画意図を説明しており、ロケット編では五感に訴えかける抜けのよさを目指し、「宇宙戦艦ヤマト」のイントロパートを軸に、久しぶりに広告展開するコインチェックに対する期待感、ワクワク感をロケットの発射、飛行シーンで表現したとのこと。

タイトル編では、伝えたいメッセージを1カットで視覚化することで、どのタイミングからCMを観てもメッセージが届く企画にしたとし、こちらのCMにおいても宇宙戦艦ヤマトのイントロパートを用いたと説明している。

タイトル編
引用元:コインチェック

コインチェックのCMは、ビットコインを筆頭に暗号資産市場が盛り上がりを見せていた時期にタレントの出川哲郎氏を起用し話題となった。

今回のCMも市場が非常に盛り上がりを見せている時期に放映するため、当時を思い返す暗号資産ユーザーも少なくないのではないだろうか。

国内暗号資産取引所によるCMは、bitFlyerやSBI VCトレード、GMOコインといった取引所で昨年から放映事例が相次いでいる。

特にbitFlyerやSBI VCトレードではそれぞれイメージキャラクターとしてタレントを起用。bitFlyerでは人気アイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥氏を、SBI VCトレードではフリーアナウンサーの鷲見玲奈氏を起用し、話題を集めた。

昨年12月、ビットコインはそれまでの過去最高値となっていた2万ドルを更新し、その勢いのまま上昇し続けている。

執筆現在においては少々落ち着き350万円台を推移しているが、この相場を調整と見る声も多く、依然として上昇していく可能性も十分に考えられる。

ビットコインの上昇により、暗号資産に興味を示すユーザーも増加してきていると考えられるため、取引所各社によるテレビCMなどがさらにユーザー流入に拍車をかける可能性がありそうだ。

画像:Shutterstock