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ライトコイン価格52%増 1万円突破

暗号資産(仮想通貨)相場が好調だったこの1週間、ライトコイン価格は特に好調で、週間比で約52%と急騰している。当記事執筆時においても前日比で約17%上昇と勢いを見せている。

30日前にはライトコイン価格は約65ドル(約6,700円)であったのが、18日には112ドル(約1万1,500円)と2倍近くの上昇を見せている。

同じく30日前にビットコイン価格が、約1万6000ドル(約165万円)だったのに対し、18日は約2万3000ドル(約238万円)であるのを見ると、ライトコインの上昇率が上回っている。

暗号資産業界の著名アナリスト・Alessio Rastan氏は、「ライトコインは歴史的にビットコインの先行指標として機能してきた」と言う。

例えば、「2018年の2月にライトコインが上昇した後、4月頃にビットコインが急騰した。また2019年、ビットコインが下落した際には、ライトコインの方が早く下がり始めた」と、ライトコインの動きに注目している。

同氏はライトコインがビットコインの先行指標となっている理由について「よくわかっていない」としつつも、「マーケットで理解できることは少ない」とし「時には論理ではなく事実をありのまま受け入れるべきだ」と過去に述べていた。

ライトコインは米国を中心に人気のある暗号資産として知られている。

今年5月には「パックマン」で有名なゲーム会社「アタリ」と提携したことで話題になった。アタリのゲームは、ライトコインを使用することで世界中のどこにでも低価格で即座に決済ができるとし、アタリエコシステム内のゲームプラットフォーム全体での使用を可能とした。

ライトコイン価格は先月16日に、今年8月に記録した直近の高値である7,200円を上抜けした後、堅調な推移を見せていた。

前述のAlessio Rastan氏の持論通りであれば、ビットコイン価格もさらなる上昇が期待される。

画像:Shutterstock