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「第1回NFT Awards2020」、受賞者が決定

ブロックチェーンエンターテイメント事業を展開するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.は、ブロックチェーンを用いたゲームエコシステム構築をするEnjin Pte. Ltd.と共同で、優秀なNFTを表彰するイベント「NFT Awards 2020授賞式」を9日にオンライン開催し、各受賞NFTを発表した。

同イベントは、ブロックチェーン上で発行されるデジタルアイテムである「NFT」の価値や活用事例を、より多くの人に認知してもらうために始められた。

第1回NFT Awards2020の受賞NFTは、テクノロジー、ゲーム、エンターテイメントのリーダーで構成される主要審査員によって受賞作を決定した。

今年の受賞作の一部は以下の通り

■ NFT of the Year(最も評価されたNFT

作品名「ˈsä-v(ə-)rən-tē 」

作者のMicah Johnson氏の受賞コメント
「私の野球人生ではどんな賞や栄誉よりも、その過程や努力を徹底的に楽しんできました。しかし、NFT Awardsにノミネートされたことは、チームで達成出来た結果であると言う事もあり、私の中で特別な意味があります」

■Most Valuable NFT(最も高額で取引されたNFT)

作品名:「F1 Grand Prix de Monaco 2020 1A

※12日にオークションで223万ドル(約2億3,200万円)という記録的な価格で落札された。

■ Adoption Potential(今後、一般利用されそうなNFT)

作品名:「Crypto Stamp by the Austrian Post

■Most Innovative NFT(最も革新的かつ斬新なNFT)

作品名:「Right Place & Right Time (Bitcoin Hourly Price Offset) by  Matt Kane

■ Best Gaming NFT(ゲーム業界に、最もインパクトを与えたNFT)

作品名:「Millipede by The Sandbox

DEAは、シンガポールで2018年8月に設立。ゲーム「JobTribes」とデジタルアセットのマーケットプレイス「Digital Art Auction」を事業として展開している。

ブロックチェーンを活用したエンターテインメントプラットフォーム「PlayMining」を立ち上げ、「楽しむことが収入に変わる」世界の実現を目指している企業だ。

またEnjinもシンガポールで2009年に設立。2017年にICOで1890万ドル(当時レートで約20億7,900万円)を資金調達した後、誰でも簡単にブロックチェーンを用いた開発・マーケティング・取引ができるプラットフォームの開発を進めている企業だ。

NFT Awardsは、第2回目も開催が決定しており、参加希望者は「NFT Awards」の公式Twitterでフォローし、「nftawards.org」に登録しすれば、2021年の開催情報を送られる。

【主要審査員】
■中井悦司氏: グーグルクラウド・ ソリューションアーキテクト
■出井伸之氏:元ソニーCEO兼会長
■宇田川南欧氏:バンダイナムコエンターテインメント 常務取締役
■森本茂樹氏:ゲームデザイナー、ポケモンシリーズアドバイザー
■シェリー・リスト: マイクロソフトのAzure Heroes NFTリワードプログラムのリーダー
他数名

画像:Shutterstock