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英国財務省、ステーブルコインとCBDCについて言及

英国財務省は、ステーブルコインを規制するための提案を検討しているのに加え、現金の代替手段として、中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)を研究していることを発表した。9日、英国財務省のRishi Sunak財務相が発表した声明の中で明らかになった。

Rishi Sunak財務相はステーブルコインについて「民間発行のステーブルコインは、人々がお金を保管し、交換する方法を変えることができ、支払いをより安くより速くする」と評価した。

一方でRishi Sunak財務相は、「ステーブルコインから発生する問題点や課題もあるとし、発行するにあたっての規制ガイドラインを公表する」と表明した。また、経済のデジタル化の可能性を挙げ、英国は技術革新の最前線に留まると付け加えた。

9日発表された声明では、英国財務省とイングランド銀行が「中央銀行が現金を補完するものとしてCBDCを発行できるかどうか? またどのように発行できるか?」を検討中であると明かした。

これらは民間のステーブルコインと競合したり、人々のキャッシュレス社会への移行を支援したりする可能性があると、専門家は指摘している。

イングランド銀行は1月に日本銀行、カナダ銀行、欧州中央銀行、スウェーデン銀行、スイス国立銀行の5つの中央銀行とCBDCを研究するグループを作り、潜在的なユースケースの調査を開始している。

3月には、CBDCに関するディスカッションペーパーを発表した。

世界各国で急速に変化する決済の状況や、金融の安定性を管理する銀行をサポートするために、CBDCの潜在的な役割について分析したことをディスカッションペーパーで明らかにした。

8月には、世界の金融政策のシンクタンクである「公的通貨金融機関フォーラム(OMFIF)」が主催したラウンドテーブルにイングランド銀行の幹部も出席し、CBDCがもたらす課題を議論し、国境をまたいでも相互運用が可能なブロックチェーンモデルなどについて話し合った。

イングランド銀行はCBDCについて開発の進捗や発行予定時期を明らかにしていないが、水面下では発行に向けて準備を整えている格好だ。

画像:Shutterstock

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