月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • バットマン、NFTで制作

バットマン、NFTで制作

アメリカンコミックで長年ヒット作を飛ばしてきた有名漫画家・Jose Delbo氏が、クリプトアーティスト・Trevor Jones氏とコラボし、4つのNFT(Non-Fungible Token)作品を制作したことを発表した。13日、海外メディア「Decrypt」が報道した。

注目すべきは、伝統的なアート作者とクリプトアート作者の2人が力を合わせ、「バットマン」の作品をNFTで制作したことだ。

発売時期は10月後半に予定されている。同メディアでは「バットマンがブロックチェーンにやってくる」と報道した。

また、2人のコラボ作品は広範な暗号資産市場で、投資家が数万ドルのためにNFTを収集するのではないかと予想している。

NFTは、ブロックチェーン上にデータを付与し、希少性のある価値を含む代替不可能なデジタル資産だ。
データを改ざんされる心配がないために、身分証明書などのライセンスの証明に用いることが可能である。これを応用して、特定のサービスのアカウント、不動産の所有権、アート作品の所有権などをトークン化できる。

今回、バットマンのイラストを描いたホセ・デルボ氏は、アメリカンコミックスの「ワンダーウーマン」や「トランスフォーマー」シリーズなどの作者として有名で、「今後、数年でデジタルアートが大きな盛り上がりを見せることを期待している」と語った。

同氏は80歳を超えるが「デジタルアートを作ることを本当に楽しんでいる」と述べている。

10日に発表されたリリースでは、「世界で最も人気のある架空のキャラクターの1つであるバットマンが複数の方法で描かれています」と説明されている。

今回のコラボレーションは、アニメーション2作品と、イラスト/絵画2作品の計4作品で構成されており、クリプトアートサイト「Makersplace」で現地時間15日より販売されるとのことだ。

画像:Shutterstock