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食事代のポイントが暗号資産に 飲食マーケティング企業が協業

BtoBビジネスのプラットフォームを提供する株式会社インフォマートとグルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANは、互いに強みを持つ飲食業界の支援で協業することを発表した。29日、プレスリリースにて発表した。

両社は、飲食業界のマーケティングから業務管理までのデジタルトレンスフォーメーション(DX)を目指すという。

インフォマートは、飲食店を中心に約4万社が利用する受発注プラットフォームを運営する企業だ。日々行われる発注・受注から請求までをデータ化し総合管理することで、業務効率化、時間短縮、コスト削減、生産性向上を提案している。

シンクロライフは飲食店向けのグルメSNSを運営し、ビックデータを活用した販促サービスを提供している。飲食店への来店データなどマーケティングデータも所有しているのが強みだ。

同SNSには現在23万件の食レビューと10万件以上の飲食店が掲載されている。

またシンクロライフは世界で初めて、食レビューで暗号通貨ポイントがもらえる報酬制度を行っている。同社の加盟店では飲食代金からも暗号通貨が還元される。

飲食店にはリスクゼロでプラットフォームを解放し、飲食業界のマーケティング課題にも取り組んでいる。

飲食店にまつわるデータに強みを持つ両社が協業することで、より効率的な飲食店の支援ができると考えているという。

両社は、提携について「外食業界は、新型コロナウイルス感染拡大対策のための外出自粛で大きな打撃を受けました。大規模チェーンの店舗縮小の発表も相次いでいます。しかし外食文化は決してなくなりません。日本が誇る食文化と、食事の席における時間の共有は、豊かな生活をおくる上で欠かせない素晴らしいものであると確信しています。withコロナ時代で重要となるマーケティングの新しい生活様式における外食スタイルを定着させるべく、共に飲食店の支援に努めます」と抱負を述べている。

画像:Shutterstock