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人気アイドルグループ・SKE48、NFTトレカを発行

ブロックチェーン技術を用いたサービスを展開する株式会社coinbookが、10月3日より同技術を活用した新しいデジタルトレーディングカードプラットフォーム「NFTトレカ」のサービスを開始することがわかった。11日、プレスリリースで明らかになった。

発表によるとcoinbookは、NFTトレカの発行第1弾として人気アイドルグループ・SKE48のメンバーのNFTトレカを発行。SKE48が12周年を迎えることを記念して10月3日より開催される大型配信ライブ「SKE48 12th Anniversary Fes 2020 ~12公演一挙披露祭~」の撮りおろし画像を収録した「いきなりNFTトレカ」を販売する。

アイドルコンテンツ分野でNFTを活用したデジタルトレーディングカードの発行は日本で初めてのことだ。

「NFTトレカ」は、ブロックチェーン上で発行され、アプリでいつでもコレクションを見返し楽しむことができるデジタルトレーディングカードだ。

「NFT」とは「Non Fungible Token」の略称で、「ERC721規格」等に則り発行された唯一無二の非代替性トークンのことを指す。

NFTトレカは、これまでのデジタルトレーディングカードと違い、暗号化された交換履歴や所有権のデータがブロックチェーン上に書き込まれるため、自分の手元に渡るまでの細かい経緯がウェブ上で誰でも確認でき、不正流通を防ぐことが可能だ。

また、それぞれのカードが固有のデータを保持しているため複製はできず、カードの真贋を見分けることができる。

カードの発行枚数も記録され、既存のトレーディングカードのように価値を持つことができ、「思い出」とともにコレクションを楽しむことができる。

NFTトレカの特徴は以下の通り

  1.  NFTトレカの発行時にタレント名、公演名、発行枚数、購入者などのデータがブロックチェーン上に記録される。
  2. ユーザー間で売買を行った場合は、新しい購入者情報がブロックチェーン上に記録される。また、カードの合成などを行った場合も、すべて記録される。(開始時期未定)
  3. 全ての履歴がWEB上で誰でも閲覧でき、カード本体の真贋性、希少性が担保される。

coinbookはSKE48のNFTトレカの発行を皮切りに「今後、「NFTトレカ」を皮切りに、コピー可能なデジタルコンテンツに価値の付与(NFT化)を促進し、今まで不可能だったデジタルコンテンツのユーザー間の売買を暗号資産で可能にするNFT流通市場の事業化を推進します」と、展望を述べている。

画像:Shutterstock