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BraveがテレビCMを開始

次世代ブラウザ「Brave」が、テレビCMを行うことが明らかになった。3日、Braveの公式ホームページで発表された。CMはYouTubeでも閲覧できる。

CMでは「私は嫌だ 年齢とか性別とか どんなサイトを見たとか 私の情報が売り買いされるのは嫌だ 私を知ったかぶって 広告をあててくる そのせいで読み込み時間がかかる 月末にはデータ量がなくなる 広告が悪いなんて言っていない 自分で決めたいだけ どの広告を見るかも どの情報を誰に渡すかも だからBraveにした 自分で選べるブラウザ Brave」と、30秒でBraveの魅力を伝えている。

Braveは「ページの高速表示」と「プライバシー保護」に特化した、次世代のブラウザだ。

広告表示を標準でブロックすることで「Chrome」「Safari」など
従来のブラウザと比較し
2〜8倍も速くページを読みこむ。

大半のウェブサイトや広告には、個人を特定しようとするプログラムが埋め込まれている。

しかし、Braveはブラウザの閲覧履歴データも自動では共有されないためプライバシーの保護にも繋がる仕組みになっている。

またBraveが提供した広告を閲覧したユーザーは、「BAT(BATポイント)」という形式で報酬を得ることが出来る。

ネットサーフィンをしているだけでBATという報酬がユーザーに貯まる事となる。

Braveが主流となれば、現在のアフィリエイトのビジネスモデルは変化する可能性もある。

これまで日本では法規制を順守するため、暗号資産としてのBATではなく、ポイントとして使える「BATポイント」が報酬として付与されていた。

しかし今年7月、国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerとBraveが業務を締結し、両社で暗号資産ウォレットを共同開発することが決定した。11月からBrave経由で獲得した「BAT」もbitFlyerでは暗号資産として売却できる予定となっている。

Braveは海外を中心に規模を拡大し、今年6月の発表では全世界でアクティブユーザーが1,500万人を超えたことも明らかになっている。

今回のテレビCMで、国内での認知度拡大が期待される。

画像:Shutterstock