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DeFi市場の取引高が1兆円を突破 過去最高値を毎月更新

近頃、暗号資産(仮想通貨)業界を賑わせているDeFi (分散型金融)は、日を追う毎に取引高記録を更新しており、2017年の暗号資産バブルを彷彿させる程の盛り上がりを見せている。

アナリティクス企業Dune Analyticsによると、3日の時点で前月比174%も取引量が増加しており、直近30日間の取引高も128億ドル(約1兆3,700億円)を超えたことがわかった

この結果を大きく牽引しているのは分散型取引プラットフォームのUniswapだ。

誰でも簡単にERCトークンを上場できたりする点や、資産を預け流動生を提供することで利益を分配できる仕組みを採用し、これまでDEXが持っていた環境や課題を一新した。

Uniswapは6月が4億5000万ドル、7月が17億6000万ドル、8月が67億3000万ドルと毎月3倍以上の取引高を更新し続けており、24時間の出来高でも4億2600万ドルを記録。同日の記録では大手暗号資産取引所Coinbase Proの出来高3億4900万ドルを大幅に上回ったことが話題となった。

本来流動生を担保するのは取引所の役割であるが、分散型取引所に資産を預ける代わりに、その資産で取引をした人が支払った取引手数料やガバナンストークンを報酬として受け取れる「イールド・ファーミング」という仕組みが賛同され、DeFi人気に火をつけているようだ。

イールド・ファーミングのインセンティブを受け取る目的で資産を預けるユーザーが続々と現れており、人気のDeFiプラットフォームであるCompoundやAavaに続き、Synthtixに預け入れられている資産が10億ドルに到達した。

一方、DeFiの基盤となっているイーサリアムの創業者Vitalik Butelin氏は、イールド・ファーミングに対する盛り上がりを「長期的には持続不可能」との見解を示しており、短期的な価値に囚われすぎていると批判ししている。

この状況がいつまで続くかはわからないが、分散型取引所の急激な成長は従来の暗号資産取引所にも影響を与えており、暗号資産取引所のBinanceやHuobi、OKEx、デリバティブ取引所のFTXなど大手取引所が毎週のようにDeFiトークンの現物や先物を上場させている。

画像:Shutterstock

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