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バイナンスとコインベースでCOMPを上場

バイナンスは25日、分散型金融(DeFi)の「コンパウンド(Compound)」が発行する「COMP」の上場を発表した。
バイナンスはすでにCOMPへの入金を受け付けており、25日午前6時から取引を開始した。
現在のCOMPの取引ペアはビットコイン、バイナンスコイン、バイナンスドル、テザーの4つだ。
Compoundとは、イーサリアムを基盤とする分散型金融プロトコルだ。
イーサリアムをはじめERC20トークンを、ユーザーは利子を払って借りたり、利子を受け取って貸し付けることができる。
金利は需要と供給で変動するため、資産運用する場合には金利の状況を把握しておくことが必要だ。
ただ、少額の資産から始められるなど、多くのユーザーが暗号資産の運用をすることができる。
先週、15日にコインベースのプロトレーダー向けの取引所「コインベースPro」でCOMPの上場が発表された際には前日比120%も、時価総額が急騰し話題になった。
また、コインベースでも26日にニューヨーク州を除く全米での上場が公式サイトにて発表された。
コインベースサイト内の「コインベースアーン」という暗号資産教育プログラムにもCOMPが組み込まれており、ユーザーは暗号資産の仕組みを学びながら通貨を購入することもできる。
コインベースは今回の上場発表の中で、同社がCompoundに投資している上、COMPを所有していることを明かしている。
コインベースは今後もCompoundへの投資を維持する予定であることを表明しており、COMPへの期待をのぞかせている。
バイナンスとコインベースという世界規模の取引所が、ほぼ同時にCOMPを上場したことは、相場関係者が将来性を見越していることが伺える。
特に、コインベースは暗号資産の上場の審査が非常厳しいことでも知られており、COMPの資産としての価値や可能性が評価されたとも言えそうだ。