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オーストラリア、郵便局でビットコイン購入可能に

オーストラリアの大手暗号資産取引所であるBitcoin.com.auは24日、オーストラリア国内にある国営郵便局の「オーストラリアポスト」でビットコインの購入が可能になったと発表した。
これにより、Bitcoin.com.auのユーザーは3,500以上あるオーストラリアポストの各局でビットコインの購入が可能となる。
同取引所のユーザーはこれまでも提携している1,500の小売店でビットコインの購入が可能だったが、今回の提携で購入できる範囲がさらに拡大する形となった。
Bitcoin.com.auによると、オーストラリアポストを通して50ドルから50,000ドル相当のビットコインもしくはイーサリアムが購入できるようになる。
アプリ上で希望する暗号資産と数量を注文し、2時間以内に最寄りの郵便局で支払いを済ませると、数分後にはウォレットに暗号資産が送られているという。
なお、初めてこのサービスを利用する場合は政府の規制に遵守し、オーストラリアポストのデジタルIDサービス「Digital iD」による本人確認が必要である。
オンライン上で暗号資産に対応しているサービスは数多いが、暗号資産の普及にはこうした「物理的な場所」での取り扱いが欠かせないだろう。
Bitcoin.com.auは2014年に創業。
オーストラリア・メルボルンに本拠を構える同国初のビットコイン取引所だ。
現在はイギリスやカナダなどにもサービスを拡大している。
近頃、暗号資産を実際の店頭で購入できる事例が増えている。
アメリカでは、同国のセブンイレブンなど2万店舗以上でビットコインの購入が可能となった。
また、フィリピンでは6,000店以上のセブンイレブン、フランスでは5,200店以上のタバコ店でビットコインをはじめとした暗号資産の購入が可能になるなど、暗号資産の認知向上および普及に向けた動きが強まっている。