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IBMやMicrosoftがトークン標準化組織を立ち上げ

IBM、Microsoft、Nasdaq、R3ら30以上のITやブロックチェーン企業が、世界基準のトークン標準化を目指す非営利組織「InterWork Alliance (IWA) 」を立ち上げたことが明らかになった。
3日、海外メディア「Enterprise blockchain news」が報道した。
報道によると、IWAは、現在のトークンエコシステムの課題として、ほとんどの企業が個別のソリューションや独自のプラットフォームを、どうやって他のビジネスのマーケティングに活用するかといった基準が統一されていないということを挙げた。
そのため、世界規模のグローバル基準でトークンを定義し、それらの機能を分類する必要があるとしている。
IWAのRon Resnic代表は「グローバル企業はブロックチェーンなどのプラットフォーム技術を考えなくても、トークンベースのビジネスモデルを構築できるようにしたいと考えている。このアプローチを実現するためには、トークンとは何か、そしてその契約上の動作はどのように機能するのかを定義するための標準化を急がないといけない」と述べた。
MicrosoftのMarley Gray氏は「企業がそれぞれの分野の問題を解決するために協力したいと考えている場合、技術実装の詳細ではなく、ビジネスの成果に焦点を当てることができるような協力的なフレームワークやアプローチを検討できる中立的なフォーラムを求めている」と語った。
IWAは、参加企業が貿易金融の効率性を改善するような実世界のユースケースを取り上げ、技術にとらわれないトークンとコントラクトの定義を使用して、相互運用性を促進し、ブロックチェーン技術の普及を促進するとしている。