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Libraのウォレット名「Novi」に変更

Facebook社は26日、暗号資産「Libra」を管理するデジタルウォレットの名称を、これまでの「Calibra」から「Novi」に変更すると発表した。
変更の理由は明らかになっていない。
Noviはラテン語の「novus(新しい)」と「via(道)」から着想を得たという。
また、新たな専用ウォレットとして、国際送金をシームレスかつ安全に、手数料にも透明性をもたらす設計で開発される予定だ。
ウォレットの機能について単独のアプリとして動作し「Messenger」や「WhatsApp」と相互運用性を持つ仕組みになるという。
Facebook社によると、Noviの利用目的は友人や家族にメッセージを送れるくらい簡単に送金できるようにすることだという。
Noviを使えば送金は即座に完了し、「想定外の手数料」は発生しないと説明された。
Noviのすべての顧客は「政府発行ID」を使って身元確認を行う必要があり、「詐欺防止策」が組み込まれている。
改称に際して、Calibraの開発のために設立されたFacebook社の子会社、Calibra社の名称も、「Novi Financial」に変更される。
今後、NoviはLibraと同時にローンチすることを目指すという。
今回の発表では、「ウォレットの名前は変わるがミッションに変更はない」とFacebook社は述べている。
LibraとNoviを利用することで「世界各国の人々が簡単に金融サービスを使えるようにする」という当初の目標は今でも変わっていないとしている。