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シンガポールの政府機関、Libra協会に加盟

Facebookが主導する暗号資産「Libra」の導入計画に、シンガポールの政府系ファンド「テマセク・ホールディングス」が加わった。
15日、ロイターが報道した。
テマセク・ホールディングスは3,130億シンガポールドル(約23兆5千億円)の運用資産を有する、アジア有数の政府系ファンドである。
同社は近年、世界の有力スタートアップ企業への投資を増やしており、Libraの運営団体であるLibra協会への加盟を通じて金融分野の最新技術や規制動向を把握する狙いだ。
Libra構想を巡ってはVISAやマスターカード、PayPalなど決済大手が昨年参加を取りやめたことから、テマセク・ホールディングスは主要な参加団体の1つとなる。
テマセク・インターナショナルのCEO、Chia Song Hwee氏は、Libra協会の加盟について「ブロックチェーン技術は、費用効率の向上や新規事業機会の創出、決済ネットワークにおいて変革的な役割を果たすことができる」とコメントした。