月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 中国人民銀行、ブロックチェーンの導入加速化を求める

中国人民銀行、ブロックチェーンの導入加速化を求める

中国の中央銀行である中国人民銀行が、今年初めて「金融技術委員会」を開催した。
その場で、人民銀の範一飛副総裁が、人民銀行役員や銀行関連金融企業の代表によって構成された聴衆に対し「銀行のオペレーションと、政府所有の金融機関に対しブロックチェーンの導入を迅速にする」よう演説をした。
また、「人民銀や国内金融機関が『金融リスク技術的防止性能』を強化することを可能とするほか、新興のフィンテック業界に対し、改良と能率化がなされた統一的な規制管理環境を与えることにもなる」と付け加えた。
中国は2014年から約6年、デジタルマネーや暗号資産の開発を始めており、現在4つの都市で実証実験中だ。
中国の習近平国家主席は昨年、「ブロックチェーンを国家戦略の中核にする」と発言し、話題となった。
また中国人民銀行はデジタル人民元(CBDC)の開発を加速度的に進めており、2022年に行われる「北京オリンピック」での導入を目標に計画を進めている。