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ビットコイン100万円突破…前日比20%の大幅増

30日、暗号資産市場は大幅な全面高となり、好推移をたどっている。
前日7700ドル(約83万円)前後を推移していたビットコインは日本時間未明にかけて上昇。
ターニングポイントとなる9000ドル(約96万円)を悠々と飛び越え、ついに100万円台へと到達した。
100万円台への到達は今年2月末以来となる。
これは日経平均やNYダウなどの世界経済、さらに金価格の上昇などがビットコインなどの暗号資産価格にも反映された格好だ。
29日に主要アルトコインのリップル、ステラが先行して価格を上昇させたことも1つの起爆剤になったと言えるだろう。
執筆現在、ビットコインは99万円から100万円の間を推移しており、前日比約20%のプラスとなっている。
主要アルトコインでは、イーサリアムが約13%、リップルが約9%のプラスとなっており、特にビットコインSVは約16%増となるなど、主要銘柄の中でビットコインに次ぐ上昇率を見せている。
ビットコインにおける目先のターゲットは1万ドルとなり、さらに年初来高値となっている1万450ドルを突破するかどうかが焦点になる。
米株価指数の1つであるS&P500の利益率をビットコインが上回ったというデータ、また欧州などを中心に暗号資産への関心が非常に高まっていることを踏まえると、今後さらにビットコインへの資金流入が増す可能性がある。
ビットコインの半減期まで残り約2週間、日本においては5月1日より改正資金決済法の施行を控えている中での高騰は、すでにこれらのトピックスが織り込み済みで、なおかつ暗号資産そのものの需要が高まっていることを裏付けることになるだろう。